本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784096262214
作品紹介・あらすじ
果てしなくつづく「謎解き」ゲームにピリオドを打つことはできないだろうか。さまざまな推理の歴史をたどることにより、なぜ「謎」が生まれたのかをつきとめ、「絵画史料論」の方法を駆使しながら絵巻の表現のゆたかさを読み解き、隠された「真実」に迫る。
感想・レビュー・書評
-
この問題に関して門外漢である私から見たら、きわめてまっとうかつ合理的な結論で、ほかの議論は成り立たないように思える。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
難しい
-
誤り多すぎなので修正。BS歴史館「日本のフィクサー・藤原氏」で伴善男冤罪の話をやってて、絵を見た人たちが「こいつが真犯人なんだ」って指した人物の絵が薄くなってるという話が面白かったので読んでみた。作者の黒田先生はかなり熱い人で、あくまでも絵巻の謎解きであって史実をまぜこぜにしてはいかんと、のっけから怒られるのでそれは置いといて。主題の謎解きも面白いけど、絵に描かれたままを読みとってクリアに解説してくれる、観賞に最適なガイド本で、絵巻をじっくり見たくなった。訂正)ボストン美術館展で観た平治物語絵巻とちょと混同。
全7件中 1 - 7件を表示