うつほ物語 (1) (新編日本古典文学全集 14)

  • 小学館 (1999年5月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (578ページ) / ISBN・EAN: 9784096580141

作品紹介・あらすじ

わが国現存最古の長編物語。頭注・現代語訳がついて誰にでも読める。

『うつほ物語』の名は、『源氏物語』に先行する、わが国現存最古の長編物語として、つとに知られていたが、実際にはあまり読まれてはいなかった。研究の進んだ『源氏』に比べ、質のよい原本が少なく、また注釈書もあまり出ていなかったためで、その文学的価値は、決して『源氏』に劣るものではない。今回、最良の善本であるといわれる、「前田家本」を底本にして、『うつほ』に関する研究では第一人者といわれる中野幸一氏により、初めて一般の人にも読める注釈本として発刊することになった。『うつほ物語』は、異界漂流と秘琴伝授という伝奇的な幕開けで始まる。俊蔭―その娘―その子仲忠という、3代にわたる琴の伝授という流れと、あて宮という絶世の美女への求婚物語の、二つの筋が緊密にからみあい、物語を織りなしていく。第1巻には、「俊蔭」「藤原の君」「忠こそ」「春日詣」「嵯峨の院」「吹上上」「祭の使」「吹上下」の8巻を収録。第2巻には「菊の宴」から「蔵開下」まで、第3巻には「国譲上」から「楼上 下」までを収録して全3冊。同一ページに、原文・頭注・現代語訳がはいり、誰でも、この日本古典文学の傑作を、原文で読むことができます。

みんなの感想まとめ

異界漂流や秘琴伝授をテーマにしたこの物語は、古典文学の魅力を存分に味わえる作品です。原文に忠実なため、読みごたえがあり、複雑な人間関係が展開される様子は、古典とは思えないほどの面白さを持っています。特...

感想・レビュー・書評

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    https://japanknowledge-com.ezproxy.kyoritsu-wu.ac.jp:2443/lib/display/?lid=80110V00140013

  • いれちゃったよ!(ばくしょう)
    大学生活非常にお世話になった本。名前の通り古典文学です。古典文学とは思えないほど爆笑の数々。本当自己流に訳して皆に読んでもらいたいぐらいハマってました

  • 宇津保物語って、ものすごく現代的で面白いと思う。源氏なんて目じゃないよ!

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著者プロフィール

早稲田大学名誉教授。文学博士。専攻は平安文学。2011年瑞宝中綬章受章。
主な編著書に『物語文学論攷』(教育出版センター、1971年)、『うつほ物語の研究』(武蔵野書院、1981年)、『奈良絵本絵巻集』全12別巻3(早稲田大学出版部、1987~1989年)、『常用源氏物語要覧』(武蔵野書院、1995年)、『源氏物語の享受資料―調査と発掘』(武蔵野書院、1997年)、『源氏物語古註釈叢刊』全10巻(武蔵野書院、1997~2010年)、『九曜文庫蔵源氏物語享受資料影印叢書』全12巻(勉誠出版、2008~2009年)、『平安文学の交響―享受・摂取・翻訳』(勉誠出版、2012年)、『フルカラー見る・知る・読む 源氏物語』(勉誠出版、2013年)、『ちりめん本影印集成 日本昔噺輯篇』(共編、勉誠出版、2014年)などがある。

「2017年 『正訳 源氏物語 本文対照 全十冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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