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- Amazon.co.jp ・本 (572ページ)
- / ISBN・EAN: 9784096580394
作品紹介・あらすじ
王朝の時代から愛読された継子物語の代表作『住吉物語』、女が男、男が女として生きていく悲喜劇のなかに、女の身のやるせなさが描かれた『とりかへばや物語』を収録。近世初期の「住吉物語絵巻」を挿絵に収載。
感想・レビュー・書評
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「とりかえばや」面白かった!いや~古典、あなどれない。、上段の注釈を読むと展開が予測できるので注意、しかしそれでも、いったいどこに落ち着くのかと一気に読んでしまった。あの女性が生きにくい時代に、多少なりとも自分で人生を選んだ「中納言」は珍しいタイプだろう。「源氏」よりは少し品がない、というか、性的なものが多く絡み、人間関係もぐちゃぐちゃで、「源氏」に似通うところも多々あり…
「住吉」は「落窪」のように継子いじめ→逃亡→逆転の物語だが、落窪よりも上品であっさりめ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
継子いじめの住吉物語と男女入れ替えのとりかへばや物語。どちらもライトノベルみたいな古典作品です。
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