新編 日本古典文学全集69・井原西鶴集(4)

著者 : 富士昭雄 広嶋進 富士昭雄 広嶋進

• 小学館 (2000年7月28日発売)

作品紹介・あらすじ

古今の仇討ちを記した『武道伝来記』、意地に生きる武士の姿を描いた『武家義理物語』、武士の世界の珍談・奇談を綴った『新可笑記』。西鶴武家物の傑作三編を収録。

感想・レビュー・書評

[共立女子大学図書館さんの感想 · 2022年3月29日]

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https://japanknowledge-com.ezproxy.kyoritsu-wu.ac.jp:2443/lib/display/?lid=80110V00690013&scale=0.3&top=-24px&left=458px&angle=0&mode=0

[天理大学情報ライブラリーさんの感想 · 2021年7月16日]

2021年7月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。

TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00170768

[hpsさんの感想 · 2018年3月21日]

「武道伝来記」
１－２「松の木の箱を指して、目口の所に穴をあけて、かの女を入れ、毒害にあひし女房どもの親兄弟を呼び寄せ、恨みを晴らすためとて、此の箱の蓋より、身にこたふる程の大釘を打たせける。」怖い。
「武道義理物語」
１－３　義理で衆道関係を貫く武士の価値観。恋愛でない衆道の独特さが出ていると思う。
「新可笑記」
あまり笑えないかな‥‥嘘はだめです。

月報の氏家幹人による「さむらいの民俗学」とても勉強になったと思ったら「武士道とエロス」の著者かなるほど。

著者プロフィール

1931年ソウル生まれ、茨城県出身。東京大学大学院修士課程修了。東京大学助手、名古屋大学講師・助教授、駒沢大学教授を経て、現在駒沢大学名誉教授。

「2001年 『江戸文学と出版メディア』 で使われていた紹介文から引用しています。」