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Amazon.co.jp ・本 (650ページ) / ISBN・EAN: 9784096580875
作品紹介・あらすじ
和歌の奥義を説く、俊成・定家・真淵ら歴代の名手の代表的評論。
武家の台頭により、政治の場から離れていかざるをえなかった貴族たちは、生きがいを文芸の世界へ求めた。彼らにとって和歌は、もはや言葉遊びの具ではなく、己の存在を賭けた武器であり、歌合は烈しい勝負の場であった。いかなる歌がよしとされるのか。各時代の代表的歌人たちは、歌の道の奥義を論じる歌学評論を遺した。そして詠歌の本質を通じて、人間がどう生きるか、という大いなる命題に迫る。源俊頼『俊頼髄脳』、藤原俊成『古来風躰抄』、藤原定家『近代秀歌』『詠歌大概』『毎月抄』、荷田在満『国家八論』、賀茂真淵『歌意考』、香川景樹『新学異見』を収録。
感想・レビュー・書評
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藤原定家の詠歌大概を読みたくて手にとった。
承久の乱以降に著されたとみられ、定家が晩年に到達し得た作歌について、かなり短文でまとめられている。
新鮮な詩情をとらえ、表現にあたっては古歌の歌詞を用いる。古歌の歌詞を用いるには二句を越えて3、4字くらいまでにとどめ、恋歌の歌詞を用いて四季を読むなど工夫すべき。古歌の表現している世界を思い浮かべその歌境にひたるべき。本来和歌に師匠は不要で、ただ古歌に学ぶ。古歌の歌境に沈潜し古人の歌詞を用いれば誰でも和歌を読める。
2025.2.11 追記
俊成の古来風躰抄も読んだ。俊成は幽玄を理想としたが、幽玄という言葉にすがって特殊な様式を論じるようなことはしていないというのは確かにそうだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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今、興味はここにある。
著者プロフィール
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