山本周五郎中短篇秀作選集 (4)

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  • 小学館 (2006年1月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784096772041

作品紹介・あらすじ

袖摺り合わせた者同士が、共に生きる。形式や世間体にとらわれることなく、思い思われて結びついた縁の、大切さ、頼もしさ、温もり――切なくてほっとする作品群。『むかしも今も』『並木河岸』他12作品収載。

みんなの感想まとめ

人の縁をテーマにした短篇集は、思い思われる関係性の大切さや温もりを描いています。登場人物たちは、困難に直面しながらも誠実さを持って他者に尽くし、最終的にはその努力が報われる姿が印象的です。特に「むかし...

感想・レビュー・書評

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  • 「むかしも今も」
    家族からも奉公先の先の弟子達からも、ぐず、のろまと蔑まれ、自分でも考えの回らぬと感じている直吉。奉公先の夫婦からは何かと親切にされ、一人娘のまきの子守りを任される。そのまきにどんなことが起ころうと自分が守り幸せにすると誓う。そのまきが他の男と結婚するものの博打好きで、父の博打を絶てと言う遺言にも背くような男であった。男が改心をすると上方へ四年余りも出ていた間、まきと直吉には、残された借金、地震、まきの目が見えなくなるなどの困難が立ちふさがる。直吉は自身を省みず、努力と誠実さでもってそれらに対応し、終には・・・。
    山本先生の話には、自分を省みず他者に尽くし、最後には報われると言う人が多く出てくる。日本人の美徳ってこういうところなんだろうなとしみじみ感じる。

    「秋の駕籠」
    この話に出てくる、海苔かか、美味しそう(o>ω<o)
    『鰹節をかき、海苔をあぶって揉み、その二つを混ぜて醤油をかけた』かきたて、あぶりたてで、食べたい!

  • 2006年2月刊。シリーズ4巻め。12編を収録。人の縁をテーマにした選集。全て再読だが、夢中になって読んでしまった。山本さんのお話はやはり、面白い。

  • 169.初、並、カバスレ、背ヤケ、帯付。
    2010.6/12.伊勢BF.

  • 「むかしも今も」「おさん」「ひとごろし」が印象に残っているかな?ひとごろしはなんかホッとする作品だった。

  • なんだかんだと行事が重なり、読むのに2週間もかかってしまいました。
    第1週「待つ」第2集「惑う」と比べると、
    個人的には、ちょっと感動が少ない感じ。

    「かあちゃん」は、落語の人情話みたいで、
    なかなかぐっと来るものがありました。
    「4日のあやめ」「ひとごろし」も悪くはないけど・・・

    勇気を持って星三つと辛い採点にしてみました。

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著者プロフィール

(やまもと・しゅうごろう)
1903~1967。山梨県生まれ。小学校を卒業後、質店の山本周五郎商店の徒弟となる。文芸に理解のある店主のもとで創作を始め、1926年の「文藝春秋」に掲載された『須磨寺附近』が出世作となる。デビュー直後は、倶楽部雑誌や少年少女雑誌などに探偵小説や伝奇小説を書いていたが、戦後は政治の非情を題材にした『樅ノ木は残った』、庶民の生活を活写した『赤ひげ診療譚』、『青べか物語』など人間の本質に迫る名作を発表している。1943年に『日本婦道記』が直木賞に選ばれるが受賞を辞退。その後も亡くなるまで、あらゆる文学賞の受賞を拒否し続けた。

「2025年 『山本周五郎[未収録]時代小説集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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