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Amazon.co.jp ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784096814710
作品紹介・あらすじ
原発事故を越えて生きる、55人の老人とひとりの青年と“百年の水”の物語。
チェルノブイリの悲劇を描いた映画『ナージャの村』で各国の映画賞を受賞し、同名の写真集で土門拳賞を受賞した写真家・本橋成一氏。彼のライフワークと言える「チェルノブイリ三部作」の掉尾を飾る写真集。チェルノブイリ原発事故に被災した、ベラルーシ共和国の小さな村・ブジシチェ。移住勧告が出され、600人いた住人は、55人の年寄りと青年アレクセイだけになった。森も原野も田畑も汚染された中で、村の中心に湧く泉の水だけは、放射能が検出されない。100年の歳月をかけてすべてをろ過し、地表に湧き出る泉の水が、人間と大地をひとつに結びつける。アレクセイを中心に、泉とかかわる村人たちの日々の営みを、美しいベラルーシの大自然とともに描く感動のドキュメンタリー。
感想・レビュー・書評
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この本の感想を書くのは、とても難しい。
ただ一つ言えるのは、原発事故は2度と起こしてはならないということ。絶対に。
人の手に負えないものは、持つべきではない。
人として本当に大切なものを犠牲にしてまで、手に入れようとする目先の利潤や利便性って、なんですか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本橋成一の、生きる事へのあたたかなまなざし。それが好きだ。どうしようもない現実を知っても尚、それを許すまなざしだ。
優れた写真家は、世の中や、物事や、人をどのように見ればいいのか教えてくれる。
現実がどんなに怖ろしく思えても、彼等の写真は、「しっかり見て。大丈夫、おびえることはないんだ。」と語りかけてくる。だから、落ち着いて向かい合うことができる。
アレクセイは、今48歳か…。 -
チェルノブイリ事故のあと、話題になった村の事を覚えているでしょうか。
今でも(2006年)、この村で生活している方達がいるという
一度村から離れても、また村に戻ってきた人もいるという
放射能物質に汚染された森を抜けると
清らかな水をたたえる泉のある村がある
それは、100年前の水がわき出ているから、
放射性物質の影響を受けていないと。
そこに住む人たちも
若い人たちは離れたほうが良い。と言うという
日本の大地は
太古の昔の水を生き物たちに恵んでくれるだろうか -
放射能に汚染された“死の村”と、そこに生きる人々。凛として湧き続ける泉。心動かされる写真集。
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