写真集 ちょっとオランウータン

  • 小学館 (2009年6月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (96ページ) / ISBN・EAN: 9784096820360

作品紹介・あらすじ

野生動物の写真家として世界各地を訪れ、様々な動物を独自の視点で撮影することで有名な岩合光昭氏。その岩合氏がここ数年かけて撮り続けてきたのがオランウータンです。人間に最も近い動物であるにもかかわらず、森林の伐採により急速に生息地域が減少し、あと20年で絶滅すると言われています。知的な生物オランウータンは、仕草も人間によく似ており、その写真を見ていると、思わず笑顔になってしまいます。そんなオランウータンが人間の我が儘により、絶滅してしまうかもしれないという事実。本書は岩合氏の美しいボルネオの大自然の写真と、愛くるしいオランウータンの姿を紹介しつつ、自然破壊について考える良いきっかけとなる写真集です。

感想・レビュー・書評

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  • 動物写真家の岩合さん。
    表紙を目にした瞬間、愛情あふれる親子の姿に釘付け♪
    大自然の中、オランウータン親子の人間とそう変わらない様々な表情やしぐさが愛らしい。
    眺めているだけですごく癒されるし、母親が子どもを大切に思っている気持ちが伝わってきて優しい気持ちになる。
    オランウータン可愛いなぁ♪

  • 大好きな写真集です。
    つい笑っちゃう、人間らしい仕草に癒されます。
    親子愛、兄弟、近所のお兄ちゃんとの愛いっぱいの関係が読み取れて感動します。
    また環境問題についても考えさせられます。
    何度みても飽きないです。

  • 数年前まではこの写真家が好きだ!とかは無かったのですが、図書館で「旅ゆけば猫」を見つけて以来は好きな写真家は?と問われれば「岩合光昭さん」と答えるほど好きな写真家さんの1人です。
    写真集「ちょっとオランウータン」には、前半にボルネオの大自然の中で生きるオランウータンの日々の様子が収められています。
    朝のおしっこの姿、果物を食べる姿、頭に葉っぱを置いて雨をしのぐ姿、果物で遊ぶ子供、子と親の姿などオランウータンがどんな風にどんな目線でどんな瞳で生きているのかが分かります。
    後半にはキャンプ・リーキーで人と生きるオランウータンの姿も収められています。
    大自然の中で生きようと、人と近く生きようと、オランウータンはオランウータンでどちらも魅力的ですが、やはりボルネオの大自然の中で動き回る姿の方がより魅力的で、そんな姿も将来見ることができなくなってしまうのかと思うと悲しい気持ちになりました。
    オランウータンの見つめるその瞳の優しさと深さは美しく、雨粒が毛に絡まる様子はきらきらと綺麗で、そしてその巨視的な生き方はすべてを包み込む優しさに溢れているようで、そんなオランウータンの魅力がぎゅっと詰まったこの写真集を見て、オランウータンが大好きな生き物の1つとなりました。

  • オランウータンの写真集。
    1日を追った写真や、歯を磨いたり、人間のものを洗濯してくれたり、サングラスをかけたり、なかなか見られない写真もある。

  • なんて愛らしい森の人

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著者プロフィール

日本の動物写真家。東京都出身。
日本人の作品としては初めて『ナショナルジオグラフィック』誌の表紙を2度飾った。
2012年からテレビ番組『岩合光昭の世界ネコ歩き』を開始。

「2025年 『岩合光昭 世界の猫カレンダー 2026』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岩合光昭の作品

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