ボストン美術館秘蔵 スポルディング・コレクション名作選

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096820384

作品紹介・あらすじ

ボストン美術館が所蔵する世界有数の浮世絵コレクションのなかでも、とりわけ質が高いことで際だっているのが、スポルディング・コレクションです。このコレクションは、アメリカの大富豪スポルディング兄弟が、「作品の質を最優先して金額には糸目をつけない」という方針で明治末~大正時代に蒐集した浮世絵・約6500点からなります。それらは褪色や紙質の劣化などを避けるため、美術館内での展示すら禁止されています。この秘蔵コレクションの神髄を示す、名品中の名品を集めた国内外唯一の決定版画集。完璧な保存状態で残された、「門外不出」で「展示禁止」の「幻の至宝」は、本書だけでしか味わうことができません。ほかでは見られない江戸の磖り、江戸の色彩が鮮やかによみがえります。

感想・レビュー・書評

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  • 資料ID: W0153078
    請求記号: 721.8||Su 75
    配架場所: 本館1F電動書架C

  • 図書館で読む。この展覧会に行った記憶がある。

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著者プロフィール

1941年東京生まれ。東京大学美術史学科卒業、同大学院修士課程修了。東京国立博物館絵画室員、名古屋大学助教授、東京国立博物館調査室長・情報調査研究室長を経て、現在、学習院大学教授、千葉市美術館館長、美術雑誌『國華』編集委員。
若冲はじめ玉堂・抱一など研究対象の豊富な近世絵画、春信・歌麿・北斎らが絢爛と活躍した浮世絵、それらの研究を主導し、独自の小林史観を確立。伊藤若冲の魅力をいち早く公に紹介したり、はじめて「春画」を学術研究の対象として扱うなど、その功績は大きい。

「2010年 『江戸の絵画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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