[新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~

著者 :
  • 小学館
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感想 : 171
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  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096820391

感想・レビュー・書評

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  • めちゃ美しいです。

  • ずっと気になっていて、買おうかどうか悩み続けて、なぜか本日(平成22年11月28日・・・とくに日付に意味はない)とうとう購入!

    じっくりゆっくり眺めようと思う。

  • 種々の生物の骨染。

    いつもマウスばかり染めていたので、他の生物はどうなのか、と興味を持って見てみた一冊。
    色の抜き方には好みがあるだろうけど、個人的には指先と関節の青をちゃんと残している方が好きだなぁ。特にマウスは尻尾の先までちゃんと皮を剥けば上手く染められると思う。
    おそらく作者は色合いの美しさに重点を置いたのだろう。
    色の抜き方が難しいけど酵素の方が上手くいくのかなぁ・・・。

    トリとヘビは見た事があったけど、甲殻類や両生類も面白い!
    個人的に感慨深いのはカエルを消化中のヘビの標本。腹の中であのようになっていたのか・・・。

  • 図書館で一目惚れ。
    何回でもページをめくるのが楽しい。

  • 透明標本って、聞きなれない言葉ですよね。
    どういうものかというと、「特殊な薬品につけることで筋肉を透明化し、
    軟骨を青く、硬骨を赤く染色するという骨格研究の手法」なんだそうです。
    解剖せずに骨格を観察できる訳ですから、壊れそうな細い骨まで含めて
    立体的に見ることができるのです。
    研究にももちろんこの手法は役立っているのでしょうが、それのみならず、
    自然が生み出した骨格の造形の美しさに目を奪われます。
    そしてまた遠い昔、理科室でホルマリン漬けの標本壜を見たときのような、
    かすかな慄き。
    詳しく見たい、でも怖い、アンビバレントな感情、
    そんなものさえ思い出されます。

    こういう類のものを「グロテスク」と忌避される方もおられるかとは思いますが、
    あえてご紹介してみました。
    様々な動物たちの、死と生のあわいに静かに漂う姿をみて、
    何かを感じて下さることを念じつつ。

  • しなやかに微細に至るまで現れた骨格。筋肉を透明化することにより、骨格の姿そのものを浮かびあげます。青の軟骨と赤の硬骨で表される標本は、自然界が生み出す奇跡をまざまざと見せてくれます。
    標本というより、とても綺麗な写真集。標本というイメージはしないのでお薦め。

  • 色が綺麗!
    立ち読みはしたけど、家でじっくり見たい。

  • 2010.9.27

    ネットをさまよっていて、たまたまこの本に出会った。
    「なんだこりゃ??」と、最初は思ったのです。骨が、生きているときの形のままできれいに留められていて。
    調べてみたら、特殊な薬品に漬けることで「筋肉を透明化し、軟骨を青く、硬骨を赤く染色する」という骨格研究の手法なのだと知りました。

    でもね、綺麗なんですよ。特に魚とか、蛇とか。繊細な脊椎がずらりと並ぶさまは、思わず見入ってしまうほど。

    こんな世界もあるんだなあ。感心しました。

  • 写真集なのにイラストのようだ。
    生々しさはどこにもない。生物だったとも思えない。
    只管、美しいカタチ。

  • 綺麗

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