182人のイラストレーターが描く 新訳イソップ物語

著者 : 和泉勇

• 小学館 (2010年7月20日発売)

作品紹介・あらすじ

絵と新訳で楽しむまったく新しいイソップ本

1988年に発足した「東京イラストレーターズ・ソサエティ」は日本を代表するイラストレーターが数多く所属しています（和田誠、安西水丸、黒鉄ヒロシ、杉田豊、南伸坊、長友啓典、山口はるみ、宇野亜喜良、矢吹申彦、荒井良二、灘本唯人など）。毎年夏に銀座のクリエイションギャラリーG8で、企画展を開催しており今年のテーマは「イソップ物語」です。一人の画家がひとつのお話の絵を描きます。同展に参加の画家182人の作品をまとめたものが本書です。「イソップ物語」は400話ほどありますがそのほとんどがあまり知られていません。本書は「北風と太陽」などのようによく知られたお話から、あまり知られていないお話まで、新たに翻訳した読みやすいイソップのお話が展開する、読み応えのある美術書です。現代にも十分あてはまる「教訓」になるほどとうなずいてしまう、大人が楽しめるイソップ物語書です。解説には詩人であり作家の三木卓氏が、イソップの歴史と魅力をわかりやすくひも解いています。

【編集担当からのおすすめ情報】
2010年8月23日から9月17日まで銀座クリエイションギャラリーG8にて、本書と同名の展覧会が開催されます。会期中に人気絵本作家によるギャラリートークも開かれます。

感想・レビュー・書評

[double face-dさんの感想 · 2011年12月27日]

え！そういう教訓？！
という唐突さが面白い。

イラストは期待外れのものも多い。

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2020年8月7日]

182人のイラストレーターが描く　新訳『イソップ物語』 | 一般社団法人東京イラストレーターズ・ソサエティ（ＴＩＳ）
https://tis.thebase.in/items/2981383

１８２人のイラストレーターが描く　新訳イソップ物語 | 小学館
https://www.shogakukan.co.jp/books/09682050

[umeさんの感想 · 2015年3月5日]

これは綺麗な本だ‼

[生駒ビブリオ倶楽部さんの感想 · 2013年10月27日]

2013年10月27日に開催された第10回ビブリオバトルinいこまで発表された本です。
テーマは「図書館員おすすめの本」

[kulavatoさんの感想 · 2011年3月20日]

イソップをまともに読んだのが、これなので
新訳がどうなのかは、分かりませんが、
たくさんのイラストレーターがお話ひとつひとつに
挿し絵をつけていて豪華！

文体もイラストも大人向けかなあ。

[bokemaruさんの感想 · 2011年3月10日]

懐かしのイソップ童話を、いろんなイラストレーターさんの素敵なイラストとともに楽しめた。

[isutabiさんの感想 · 2010年9月15日]

読みたい本。
日本のイラストレーター182人が、182のイソップ物語に1人1点ずつ絵を描いた。

[Armadilloさんの感想 · 2010年9月8日]

イラストに見入りながら、各話のひとことに苦笑、微笑、ため息、Etc.…楽しい時間でした。

[cpopoさんの感想 · 2010年8月31日]

ひとつのお話ごとに、ひとつのイラストが付いたイソップ物語。
何篇か、子供の頃に読んで、知っていたものもあったけれど、今読んでもおもしろい。
「うさぎとかめ」なんて日本の昔話だと思っていたのに・・・そもそもイソップがギリシャの頭の良い奴隷だったって・・・
イラストだけ見ても楽しめるし、子供に読んであげてもいいかも。