- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784096823194
作品紹介・あらすじ
浮世絵の楽しさやスゴさがすべてわかる一冊
浮世絵はモネやゴッホをはじめとする印象派の画家や、多くの世界的アーティストを魅了し、世界の美術史にも多大な影響を与えてきました。現代においても、ポップアートのように浮世絵をかっこいいものとしてとらえる風潮が広がっています。
果たして浮世絵は何故世界を魅了し、今また人気が再燃しているのか。
本書では、そんな浮世絵の魅力を、美術史上重要な浮世絵作品52点のカラー画像を使用しながらわかりやすく、講義口調で解説します。
解説するのは国際浮世絵学会会長で、学習院大学名誉教授の小林忠先生。日本の浮世絵研究の第一人者です。小林先生の講義は軽妙で人気が高く、その親しみやすいキャラクターから「コバチュウ先生」の愛称で呼ばれています。
「そもそも浮世絵とは何なのか?」「なぜ世界中の人々の心を感動させる力があるのか?」そして「歌麿大首絵誕生の舞台裏」「写楽の正体の読み解き方」「広重と北斎の名所絵に秘められた知られざる関係」など、通常の美術史論から一歩踏み込んで、おもしろおかしく解説しています。
2020年は浮世絵に関する大規模展覧会が目白押し。そんな浮世絵イヤーに必読の美術入門書なのです。
【編集担当からのおすすめ情報】
2020年は浮世絵に関する展覧会が数多くあります。3月22日まで福岡市美術館で「大浮世絵展」、4月3日~5月31日まで愛知県立美術館で「大浮世絵展」、4月17日~6月7日まで森アーツセンターギャラリーで「おいしい浮世絵展」、7月18日~8月30日まで東京ミッドタウンホールで「特別展 北斎」、7月23日~9月13日まで東京都美術館で「日本三大浮世絵コレクション」展、そのすべての会場で本書を販売予定です。
特に、2会場で巡回される「大浮世絵展」は、本書の著者小林忠先生が会長を務める国際浮世絵学会が監修となっているため、その会場での販売力は強力と思われます。
さらに、5月頃(現在未定)、映画「HOKUSAI」のロードショーが予定されており、日本中で浮世絵気運の高まりが予想されます。
感想・レビュー・書評
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菱川師宣→浮世絵之祖
鈴木春信→錦絵(開始畫彩色)
喜多川歌麿→大首絵(以前是不會單純只畫上半身跟臉的)
東洲斎写楽→放大臉部特色表情(以前的美是型的美,人的服裝動作描寫很多但臉都是一樣的)
北斎→勇於突破
歌川広重→風景畫
歌川国芳 -
浮世絵についての分かりやすい解説本。
面白かったのは東洲斎写楽の正体とされる斎藤十郎兵衛をひらがなにすると、さいとうしゅうろべえ(当時は濁点は含まないことあり)でとうしゅうの部分が重なることで言葉遊びで主張していたのではという説。有り得そうな話ではある。 -