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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784097251231
作品紹介・あらすじ
子どもの本を通して希望の種をまく
戦後、混乱した街中で大きな建物の前に人びとの列を見つけ、少女は、弟の手を引いて建物に入りました。すると、そこにはたくさんの本が並べてありました。そして、ステキな女性と出会います。その人こそ、イエラ・レップマンでした。
イエラ・レップマンは、国際児童図書評議会(IBBY)、世界で初めての国際児童図書館(ミュンヘン国際児童図書館)を創設した人です。
どのようにして、子どもの図書展をスタートしたのかを語ることで、子ども本の大切さを伝えています。
巻末に、イエラ・レップマンや、図書展についての解説もあります。
【編集担当からのおすすめ情報】
子どもの本に関わる人なら、だれもが耳にしたことのあるIBBY、また、ミュンヘン国際児童図書館を創設したイエラ・レップマンの物語です。
ユダヤ人であるイエラは、第二次世界大戦後、混乱したドイツに戻り、子どもたちに希望を与えることこそ大切であると痛感します。
「本」の力を信じ、「本」を通して世界平和を目ざしたのです。
IBBYの支部として活動しているJBBYの会長のさくまゆみこさんが翻訳しています。
感想・レビュー・書評
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【今日のコーヒータイム:平和の原点を知る絵本】
こんにちは!
アリのお届け便です。
今日の「コーヒータイム」は、絵本『子どもの本で平和をつくる イエラ・レップマンの目ざしたこと』を読みました。
この本は、戦後、荒廃したドイツで「子どもたちに希望を取り戻したい」という強い想いから、世界中から本を集めて国際児童図書館(IBBY)を創設したイエラ・レップマンの物語です。
まさに、私たちが取り組む平和祈念絵本文庫の活動の原点、「本」の力で戦争の傷を癒やし、未来に希望の種をまくという信念が、力強く描かれています。
絵本を読む姉弟の姿は、西ノ島町や松江市の子どもたちの笑顔と重なり、改めて活動の意義を深く感じました。
アリのお届け便が大切にする、
1. 直接的な平和
2. 内なる平和と「ありがとう」(『アリ』の精神)
3. 社会的な平和
の三本柱は、レップマンが目指した**「本を通じた心の交流」**そのものです。
これからも、アリのお届け便は、平和と「ありがとう」の心を込めた絵本を、一人でも多くの子どもたちに届け続けます。
【#平和祈念絵本文庫】【#アリのお届け便】【#コーヒータイム】【#イエラレップマン】【#子どもの本で平和をつくる】【#IBBY】【#ありがとうの精神】 -
戦争で何もかもを失った町。
アンネリーゼと弟は食べるものもないまま町を歩き、人々が行列をつくる建物に入っていきました。
そこには沢山の本がならんでいました。
アンネリーゼと弟は外国の絵本を字は読めませんが気に入りました。家に持って帰られないのが残念。
本を教えてくれた女の人は別の日、みんなに囲まれて外国の絵本をドイツ語になおして読んでくれました。
〇灰色だったアンネリーゼの心や生活に、お話の友だちや花咲くような希望が根付いていく様子が絵で表されている。
〇“女の人”がイェラ・レップマン。彼女が主人公ではなく、彼女に種まきをしてもらった子どもたちが主人公
・後書きより
戦後のドイツの子どもたちのために尽力した。
国際児童図書館の開館、その後本の城に。
1951「子どもの本による国際理解」→国際児童図書評議会IBBYの設立
「すぐれた子どもの本は世界の子どもたちがおたがいを理解しあい、つながりを感じるのに役立つ」
本の売り上げの一部はチルドレン・イン・クライシス基金(困難にある子どもたちを支える為の基金)に寄付される。 -
〝優れた子供の本は、世界の子供たちがお互いを理解し合い、繋がりを感じるのに役立つ〟と、第二次世界大戦で荒廃したドイツから訴え続け「国際児童図書評議会(IBBY)」の設立に貢献した、ドイツの児童文学者イエラ・レップマン(1891-1970)を紹介した絵本。〝この混乱した世界を正すことを、子どもたちから始めましょう。そうすれば、子どもたちが大人たちに、進むべき道を示してくれるでしょう〟―イエラ・レップマン 1945年。
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戦争の終わったドイツで、お腹をすかせた姉弟は人の集まる建物に入りました。そこには、たくさんの本があって、女の人が子どもたちにお話を読んで聞かせていました……。
美しい絵とさくまゆみこさんの翻訳だということで手に取ったが、イエラ・レップマンという方がIBBYの設立に関わっていたとは初めて知った。ユダヤ人のイエラが戦後またドイツに戻り、世界の国々の本によって子どもたちに平和を、という願いのもと活動していたというのは本当に驚きだ。
本のお城、いつか行ってみたいな。 -
戦争ではかいされた町を
アンネリーゼは弟の手をひいてあるいていました。
大きなたてものに入ると、
大広間にはかぞえきれないほどの本がならんでいます。
ひとりの女の人のまわりに子どもたちがあつまっていました。
その人は子どもたちに本を読んでくれました。
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国際児童図書館評議会(IBBY)・ミュンヘン国際児童図書館の創設者であるイエラ・レップマン(1891−1970)の物語
イエラは戦争でなにもかも失ったドイツの子どもたちを“本”で助けようと活動したドイツの女性
本書はミュンヘンの「芸術の家」で行われた図書展に子どもたちがやってきた場面を描き、イエラの活動の一端を紹介している(解説より)
《子どもの本を通して希望の種をまく》──帯のコピー
原題は“The Lady with the Books”
2020年、カナダで出版された英語の絵本
邦訳はさくまゆみこ、2021年7月刊
《つらい戦争体験を乗り越え、彼女は、「本」の力を信じ「本」を通して、世界平和を志しました。》──角野栄子(帯の推薦文)
「すぐれた子どもの本は世界の子どもたちがおたがいを理解しあい、つながりを感じるのに役立つ」というイエラの考え方をさらに大きく広げるために -
IBBYの基礎をつくったイエラ・レップマンをモデルにした絵本。日本でも愛され続けている絵本や児童文学が出てくる。
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お互いを理解しあう気持ち、
平和を愛する気持ちを育てる。
今、読みたい本。 -
いつの時代でも、大人が始めた争いに巻き込まれるのは子供たち。でも、子供の本を媒介に平和や安寧な日々が作られるなら、こんな素晴らしいことはないでしょう。子や孫のそのまた先にまで、優しく、希望あふれる本をと望みます。
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マリー・ラフランスの絵が素敵
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国際児童図書評議会設立の立役者、イェラ・レップマンを題材にした絵本。
出来事自体は史実だけど児童図書展をたまたまみた現地の女の子の物語というていをとっている。
きれいな絵本だけどちょっと半端。レップマンや児童図書館の史実と、子供には物語が必要という「目ざしたこと」と、どちらも伝えようとした結果どちらも薄味。
知ってる大人が読めばわかるけど知らない人や子供に伝わるかなこれ。
版画の絵は静かでとてもきれい。だけど、きれいであるがゆえに瓦礫も飢餓もきれいで清潔にみえてしまう。
物語世界の透けた動植物と現実世界の人や建物の境界が曖昧なのはわざとだろうか。
どのくらい史実に忠実なのかも気になる。児童書展の展示方法がずいぶん現代的にみえるけどこんな感じだったんだろうか。
冒頭のがれきを片付ける人たちはレップマンの自伝『子どもの本は世界の架け橋』https://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4772190376にニューヨークタイムズのアン・オヘア・マコーミックがほうきでがれきを片付ける女たちの記事を書いていたくだりがあったからそれかな。
史実というかレップマンの著書に忠実な感じはする。
著者も挿画家も翻訳者もIBBYの人だからか伝えたい気持ちの強さが上滑りしている気がする。
これは子供に伝わるんだろうか。
好きだけど。 -
2025/07/29 更新
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7分36秒
2025.02.28 -
本の素晴らしさを確信する
伝記
2022絵本50 -
子ども達には食べものだけでなく、本が必要!
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【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
"希望"というテーマの本を紹介されたときに、大好きな馬の表紙に惹かれて読むことにしました。
ホロコースト後のドイツで、ドイツの子どもたちのために本を集めたユダヤ人の女性の伝えたかったことが絵本になっています。
立ち上がれないような困難にぶつかったとき、人は本に救われることがあるのだと、それを実感した読み手として、大いに共感し泣きそうになりました。 -
図書館本。ばぁばの家で。ばぁばが借りてきてくれた本。戦争中に、弟の手を引いて入ったのは図書館、だった。教育が人間のベースにある、ことの重要性を長女も感じられる日が早くくることを祈って。
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