世界の不思議と謎について知っておくべき100のこと インフォグラフィックスで学ぶ楽しいサイエンス

  • 小学館 (2024年1月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784097252368

作品紹介・あらすじ

専門家も解明できない謎と秘密を大公開!

大好評の「インフォグラフィックスで学ぶ楽しいサイエンス」シリーズの第11弾。
世界中には、専門家が何百年にわたって研究を続けても、解明できない未知のことがらがたくさんあります。

それを知ることは大切なことだと著者は説明しています。

それはなぜか。

未知のことがらを知ることは、人間が答えを見つけようとして、ずっと挑み続けてきた努力の歴史を知ることでもあるからです。

また未知なることには、ずっと秘密していたから知られなかったというものもあります。
たとえば、第2次世界大戦中、ナチスからユダヤ人を守るためにウソの病名をつけて隔離し保護したという出来事がありました。ウソの病名をつけたため、謎の病気の様に言われました。

本書は、そんな世界中にある秘密を集め、インフォグラフィックスの手法で分かりやすく説明しています。

(紹介しているエピソード)

○人間は、自分がどこにいるか分からなくなると真っ直ぐ歩けない
○伝説の一角獣・ユニコーンは、1748年まで実在したとされる
○イースター島のモアイ像は歩いた可能性がある
○ニューヨークの地下鉄には謎の生物がひしめいている

など。






【編集担当からのおすすめ情報】
世界中の不思議が集まったとても面白い本です。

死海文書がなぜ解読されないのか。
雪男(イエティ)は本当の存在するのか
太陽系を作った惑星が存在したようだが、
それ以上のことが分からないのはなぜか。

などなど好奇心がそそられる情報がいっぱい。

子どもが大好きなTーレックス(ティラノザウルス)の話や、
宇宙はどうやって終わるのかといった、
大人も興味を持ちそうな話題が満載です。

ちなみに「死海文書が判読できない」のは、
書いてある文書が暗号だからではありません。

書記官が誤字だらけの文書を打って、意味が分からなくなったためです。

そんな意外な事実も本書では紹介されています。

感想・レビュー・書評

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  • オリジナルはイギリスのアズボーン社が2023年6月に出版した『100 Things to Know About the Unknown』。
    小学高学年から中学生向け。大人も十分楽しい内容です。
    とにかく絵が可愛いくて色が綺麗。特に世界の各地の沼地や湿地で見られる光について説明した56『浮遊する光は…見かけほど神秘的でない』は、この世界に入り込みたい、と思うほど。
    中には大人なら知っている項目もあるのですが、歴史や自然の謎をさらに考えさせられるものも多々あります。49『古代マヤ文明の蔵書で…残っているのは4冊だけ』(スペイン人に燃やされた)、50『秘密の文字が…女性たちに声を与えた』(文字を学ぶことを許されなかった中国の女性の暗号文字、女書)は、本を読む者として、知恵と伝統を伝える大切さを改めて考えさせられました。

  • タイトルのとおり世界中の不思議と謎が詰まった本です。
    フルカラーでポップなイラストはとても読みやすいけれど内容はとても濃いです。
    大人も子どもも読んだら知的好奇心がくすぐられてページをめくる手が止まらなくなります。
    個人的に考え出したら眠れなくなったのは「宇宙の最後について」。主に4つの可能性があるそうです。
    一体どのようにして宇宙が終わってしまうのか是非確かめてみてください。
    この「インフォグラフィックスで学ぶ楽しいサイエンス」は他にもたくさんシリーズが出ているので気になったらそちらも手に取ってみてくださいね。(浦河町)

  • 図書館に無し

  • 子ども向けなのだろうが、大人が読んでも充分に面白かった。知らないことばかり。このシリーズは初めて知ったけど、他のも読んでみたくなった。

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著者プロフィール

たけうち・かおる サイエンス作家。1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科、同大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、理学博士)。フリースクール「YES International School」校長も務める。著書に『99・9%は仮説』(光文社新書)、訳書に『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(ポール・ナース著、ダイヤモンド社)などがある。

「2021年 『人と数学のあいだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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