ゆうぐれ

  • 小学館 (2023年11月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784097252481

作品紹介・あらすじ

夕暮れに満ちるささやかな幸せを描く

ゆうぐれです。あたりがだんだん暗くなってきました。みんな、おうちへ帰りましょう。
影が長く伸びています。からすがどこかへ飛んでいきます。犬がからすに吠えています。町へ向かって電車が走ります。まっかにそまるりんごの上で、てんとうむしが休んでいます。みんな、おうちへ帰りましょう。やがて、町は赤みを増していき、日没の瞬間を迎えます。


【編集担当からのおすすめ情報】
日が暮れかかった町を、ひとりの女の子が歩きます。刻々と色合いを変えていく景色の中には、他にも家路を急ぐたくさんのなかまたちがいます。日没の瞬間へ向けてだんだんと移ろいゆく町を、絵本をとおして一緒に帰りましょう。

感想・レビュー・書評

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  • ゆうぐれは、優しく人の影をのばして…
    見上げれば烏の親子。
    柔らかく揺らすそよ風に蝶々も帰るのか…
    オレンジ色の背景に電車のなかの人も家へ帰るのか。
    やがて、家にあかりが灯り、だんだんと暗くなって。
    おひさまがゆっくりと山の彼方へ帰っていく。


    ほっとするのは家に帰ったときだろうか。
    ゆうぐれに背中を押されるように家路を急ぐようすが、切り取った写真のように流れていく…そんな感じのする温かな絵本。



    うちの町では、5時にそろそろお家に帰りましょうの放送が流れ、6時には鐘の音が鳴る。
    遊びにきた孫は、不思議がっていた。





  • 平岡瞳さんの描くゆうぐれは掠れたような白い点々が光の粒にも見えるし、擦り切れた古いフィルムのようにもみえる。
    懐かしくて、切ない。
    一日が終わっていく。
    何かあった日も、何もなかった日も。
    帰るお家がある安心感。
    そしてそれは永遠じゃないから尊い。



    • 猫丸(nyancomaru)さん
      5552さん
      > ユリー・シュルヴィッツにも、『ゆうぐれ』
      そうでした、、、でも猫は未読。。。

      ブクログではouiさんが素敵なレヴ...
      5552さん
      > ユリー・シュルヴィッツにも、『ゆうぐれ』
      そうでした、、、でも猫は未読。。。

      ブクログではouiさんが素敵なレヴューを書かれてます。
      ouiさんは、ブックリストでも『名づけて、“空の3部作”』として「ゆき」「よあけ」「あめのひ」をセレクトされていました。
      猫は昨年出た「チャンス」(小学館)を早く読みたいと思っているのでした。
      2023/12/18
    • 5552さん
      猫丸さん

      ユリー・シュルヴィッツ、全作完全制覇したい!
      『チャンス』は、ご自身が戦争を体験した時の絵本なんですね。
      ouiさんの『ゆうぐれ...
      猫丸さん

      ユリー・シュルヴィッツ、全作完全制覇したい!
      『チャンス』は、ご自身が戦争を体験した時の絵本なんですね。
      ouiさんの『ゆうぐれ』レビュー、素敵でした。
      ouiさんは、選書センスも素敵ですよね。
      2023/12/18
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      5552さん
      > ouiさんは、選書センスも素敵ですよね。
      ですよねぇ~
      5552さん
      > ouiさんは、選書センスも素敵ですよね。
      ですよねぇ~
      2023/12/19
  • 『ゆうぐれ』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター
    https://bookmeter.com/books/21650331

    平岡瞳 – イラストレーションフェスティバル
    https://illustrationfestival.jp/illustrators/hiraokahitomi

    お知らせ1 - hitohito1103 ページ!
    https://hitohito1103.jimdofree.com/

    ゆうぐれ | 書籍 | 小学館
    https://www.shogakukan.co.jp/books/09725248
    ーーーーーーーーーーーーーーー
    5552さんの本棚から

  • 公園で遊んでいた子どもたち
    おひさまがしずんできたのでかえりましょう

    ○女の子のゆうぐれの帰り道、絵を楽しむ
     だんだん夜のとばりがおりてくる
     子どもの本なので、も少しフォントを大きいと良かったかな

  • 本当に夕陽が差し込んでいるような鮮やかなオレンジの絵が美しい。本の見返しも始まり側はオレンジでお終いの方は濃紺と夕焼けから夜を表現していて素敵です。

  • ノスタルジィィ!


  • 小さなサイズの本を手に取ると、楕円に型取られた絵の中に何軒かの家が…そして、その中の1軒の窓に1つだけ灯りがキラッと。金の箔押しがしてあります!
    思わず胸の中にもポッと温かい灯りが灯ったようなそんな感じ!表紙の絵を眺めるだけでも自然と深い呼吸になり、安心感と落ち着きを感じます。
    .
    絵本の中ではゆっくりとゆっくりと時が流れ、からすの親子が飛んでいったり、それを見た犬が吠えたり、夕暮れに見られる小さな出来事が丁寧に綴られています。
    山吹色から橙色…藍色と移りゆく空、刻々と色合いを変えていくその景色の中には、他にも家路を急ぐ沢山の人がいます。飾らない言葉とあたたかい木版画が心に響き、小さかった頃のことを思い出し、懐かしいような嬉しいような…。
    .
    「ただいま!」最後のページにはこの言葉が!
    今日1日に感謝し、明日への希望を持ちながら、家族と夕飯を頂く…。なんとも言えない安らぎと幸福感を感じます。
    .
    この冬の私のお気に入りの1冊です!
    .
    #ゆうぐれ
    https://amzn.to/3IcpoOG
    #平岡瞳
    #ナイトヲヒデユキ 装幀
    #小学館






  • 2y1m14d
    大人向けの綺麗な絵本だけれど、2歳の息子もお気に入りでゆうぐれ!ひとみ!とタイトルも作者さんの名前も覚えていた。
    ふわりとあそぶと読むと、ちょうちょも!と暗唱していた。
    子供達が帰ってきているシーンでは、ただいまーしてる!と言ったり細かい絵を楽しんでいた。

  • ゆうぐれ。





    うん、そうだね。










    私は何を求めているのだろう。

    ただただシンプルな感性の絵本。





    おちついた色で、

    ゆうぐれ。




    あたりまえのものを、あたりまえに描けるという、
    表現力。

    素晴らしさ。

  • 懐かしの風景、という感じかな。
    海辺のまち。日暮れ時。
    私の生まれ育ったところは海が見えるところではなかったけれど、この絵本の風景には懐かしさを覚える。判型が小さいのもいいんじゃないかな。この風景にふさわしい感じがする。

  • 9歳7ヶ月の娘
    6歳7ヶ月の息子に読み聞かせ

    夕暮れって
    素敵な時間よね

    みんなおうちへかえりましょう

    娘が夕焼けこやけの唄みたいって。
    やさしい時間よね
    ほんとじんわりくる

    素敵なイラストとともに

  • 2024.7.7 読了。
    大人が読んだ方がグッとくるかもしれない。1ページ1ページ現れる景色の木版画。夕焼けや夜の色の深さが心に残る。楕円形にくり抜かれたような版画がまるでどこかの街をのぞいているような、そんな気持ちになる。

  • 丸い囲みに描かれる夕暮れ時の平和な日常。
    季節は恐らく春とか秋のように暖かく穏やかな頃に思える。その一方で、丸い囲みはまるでそれが世界のごく限られた一面であり、その外にある悲しみや汚さを意図的に排除しているような構図にも映る。

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著者プロフィール

愛知県出身。愛知県立芸術大学美術学部デザイン専攻卒業。在学中から木版で制作をはじめる。主に書籍や雑誌、教科書や絵本などの媒体で活動中。

「2022年 『平岡瞳 卓上カレンダー2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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