魔もののおくりもの

  • 小学館 (2008年4月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784097260028

作品紹介・あらすじ

村はずれにあるお城に、なさけしらずの魔ものが住んでいました。いつも悪さばかりしているので、村人にきらわれていました。そんな魔ものですが、たまには人を喜ばせてみようと思いたち、村のバザールで使い走りをしている身寄りのない少女を城にさらってきて、幸せにしてやろうと試みました。しかし、魔ものが少女を喜ばせようと、料理を運ばせても、素敵なドレスを着せてみても、少女はいっこうに喜びません。業を煮やした魔ものは、最後に少女を食べてしまおうとしますが……。少女の望んでいた幸せとは何か、…魔ものと少女のやりとりは、ユーモアたっぷりなのですが、このお話には、そんなメッセージがこめられています。

感想・レビュー・書評

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  • 画は宇野亜喜良さん

  • いい話。だけど、「悪魔のりんご」と比べるとありがちな設定な気がする。でも、いい話だったよ。

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著者プロフィール

舟崎克彦  東京都生まれ。学習院大学卒業。白百合女子大学教授。「ぽっぺん先生」物語シリーズ(岩波書店)で路傍の石文学賞、『雨の動物園』(岩波書店)で国際アンデルセン賞を受賞。作品に「日本の神話」シリーズ(あかね書房)他多数。

「2013年 『クレヨンマジック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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