ぼくは だれもいない 世界の果てで Me All Alone at the End on the World

  • 小学館 (2006年10月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784097261513

感想・レビュー・書評

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  • 〝ぼくは、誰もいない世界の果てで、独りきりで暮らしていた...一日一日が、ゆっくり過ぎ、楽しかった。昔この辺りにあった王国の跡から見つけた古い地図を頼りに、宝を探したり、化石や恐竜の骨を見つけできた。何でも自分の力でやれるぼくは幸せだった。ある日までは・・・〟森の中で自由気ままに生きていた少年の生活が、“夢を叶える事業家”の出現によって、変革を迫られていく。 自分にとって大切なものとは? 自然の恩恵について考えさせられる物語。

  • 考えさせられましたね。

    主人公は一人世界の果てに住んでいますが 全くの原始人のような暮らしではなく ストーブやハンモックもある生活。

    そこに 商業施設が入り込む。

    今の世の中を描いていますね。

    最後に 人は 何を求めるか?
    主人公のように 孤独を求めるか?否か。

  •  世界の果てでたった1人、ラバと暮らす少年。化石を掘ったり、宝探しをしたり、風の音を聞いたり。ゆったりのびのびとした暮らしは、1人の実業家の来訪で消えてしまう。世界の果てにレジャーランドが築かれ、人があふれるにぎやかな場所へ変貌する。少年も3人の友達と楽しく過ごすが……?


     図書館本。
     無茶な言い方をすれば、パリピの幸せvsぼっちの幸せ。どちらも一長一短というか。まあ、このレジャーランドについてはやり過ぎの見本で、楽しむためにせき立てられるという皮肉。

     この手の物語の終わりはだいたいお決まりで。少年は自然と自由を求めてレジャーランドを離れ、以前のような生活を取り戻すわけで。
     3人の子供たちは人柄が良い感じで、少年の従来の遊びを馬鹿にしたりせず一緒に楽しんでくれる。新たな世界の果てを手に入れても、少年は3人を忘れない。少年にとって良い経験となったようだ。

  • <Me, All Alone, at the End of the World>
      
    日本語版デザイン/田辺卓

  • 「ぼく」は森の中で魚を獲ったり、化石を探したりして暮らしていた。そこにレジャーランドができ、地面は舗装され、観光客の声で風の音も聞けなくなってしまった。「ぼく」は自然の風が恋しくなり、ある決心をした。

  • 18分

  • 大人が読んでも十分楽しめる。

  • 小学生~大人向け絵本。
    孤独を知り,自然を愛する心を忘れたくないと思った。
    常にスマホ片手に、刺激を求める暮らしの対局かな。
    絵が美しく,随所に隠れる鳥や動物も愛らしい。

  • この主題を伝えるためにはページ多すぎ、文字多すぎだと思う。

  • 県立図書館の休憩室でゲームに励む小学生を見たあと、次回の六年生に読み聞かせするのはこの本にした。

  • 絵がすてきだなと思った。逆にいえばシマーさんのわらっている顔が意味深で怖く思えたけど!
    自分ひとりだったのにどんどん観光地化していく恐ろしさを感じた。それが極端だから余計に。
    現実に自分が住んでるところでそのままで居心地の良いところなのにどんどん発展していったらいやだなぁーと自分に置き換えて考えてしまった。
    彼は終盤にはっと気づいてそこから離れていくんだけど、つながった仲間と離ればなれでも手紙書いたりしてつながっているのが少し救いだった。よかったそれっきりじゃなくて。

  • 「中学生のための読解力を伸ばす魔法の本棚」
    中学生のうちにぜひ読んでおきたい205冊、ブックリスト。
    物語・小説ー初・中級編ー
    021

  • 大人が読んでも面白い絵本。
    本当の豊かさとは何かについて考えさせられる1冊です。

  • 商業主義によって失われたぼくの場所。
    ぼくは新たな世界の果てを求めて、高い山の頂上に住む。
    そこは、「岩の砂ぼこりをはらうと化石があらわれ」、
    「広い広い空からふいてくる風が松林をぬけていく音をきく」ことができる場所。
    そして、「丸太小屋の入り口にすわって、都会にかえったぼくの友達に手紙をかく」。
    それでも、「日がくれて世界が暗くなっていくとき、ぼくはちょっぴりさびしくなる」。
    だけど、ぼくはしあわせなのだ。

  • どこかで見たようなきらびやかな遊園地。
    そしてそれがリゾート地みたいにどんどん変貌していく。

    もともとそこに一人で住んでいた「ぼく」は、コンスタンチン・シマーさんに
    友達を案内することを頼まれる。
    金貨と引換えに。

    友達と過ごすことは楽しい。
    遊園地も楽しいことばかり。
    ここにいれば毎日が楽しく過ぎていく。

    でも…
    「ぼく」はこの場所にさよならをする。
    「ぼく」は自然の風や「ひとり」で暮らすことを選んだんだ。

    私、この絵本、好き。
    「ひとり」になる勇気って、なんて素敵なんだろう!

  •  「ぼくは、だれもいない世界の果てで、ひとりきりでくらしていた」

     こうして物語がはじまり、少年の日常が物語られる。
     一日一日はゆっくりとすぎ、宝探しをしたり、石を崖から落としたり、本を読んだり。松林をとおりぬけていく音を聞くのが少年は好きだった。

     ある日、崖っぷちで遊ぶ一人の少年のところにコンスタンチン・シマーと名乗る奇妙な男が現れると、その男は「コンスタンチン・シマーのおどろきと魔法いっぱいのレジャーランド 世界の果てへの旅・・・・・・息つぐひまのない、たのしみのれんぞく!」と看板を立てるのだ。

     少年にとって楽園だった場所は、レジャーランドとして次々と開発されていく。

     
     現代人が一体何を取り戻さなければいけないのか。いろいろなことを考えさせられる絵本です。お勧めします!


  • タイトルにすごく惹かれました。
    だれもいない世界の果てでひとり楽しく暮らしていたぼく。
    そこへレジャーランドをつくりに実業家がやってきます。
    友達ができ、次々できる遊び場を楽しむぼくですが、しだいに自然が恋しくなってくるのです。
    私は、さいごには楽しいレジャーランドに別れを告げて、自然にかえるぼくの気持になんとなく共感してしまいます。
    しんみりした気持ちになるのですが、読後感がさわやかなのは、レジャーランドでのことを切り捨てていなくて、友達とのつながりが残っているからだと思います。
    世界の頂上で、たったひとりで暮すことを選んだけれど、完全に世界から切り離されていないところがいいのです。

  • 目の前は世界の果て。一人で世界の果てに暮らす少年は、地面に埋まった
    大昔の恐竜の骨を掘り起こしたり、宝の地図を見つけて森の中をさがしたり。
    自分の楽しみ方で日々をおくっていた。ある時、世界の果てにレジャーランドが建設
    されることになった。たくさんの人がやってきて、少年も遊んでみた。
    友だちもできたけれど・・・。 簡単に文明批判することなく、少年も一度試してみて選ぶってのがいいと思う。

  • 目の前は世界の果て。地面に埋まった大昔の恐竜の骨を掘り起こしたり、宝の地図を見つけて森の中をさがしたり。そこに一人で暮らす少年は、自分の楽しみ方で日々をおくっていた。ある時、レジャーランドが
    建設されることになった。たくさんの人がやってきて、少年も遊んでみた。友だちもできたけれど・・・。

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