ながぐつをはいたねこ (世界名作おはなし絵本)

  • 小学館
3.54
  • (2)
  • (10)
  • (14)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 163
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097262336

作品紹介・あらすじ

お父さんが亡くなったとき、一番下の弟に残されたのは、ネコ1匹。でもこのネコは知恵を働かせて、ご主人様はあれよあれよという間に大出世。ペローの痛快物語を、馬場のぼる先生のほのぼのとした絵で贈ります。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 馬場のぼるさんの絵に親近感UP(*^_^*)
    あとがきでは、フランスのペロー童話集と、その100年以上後に刊行されたドイツのグリム童話との比較考察も。
    赤ずきんちゃん、シンデレラも、ねむりひめも、非常に良く似た話がグリム童話に再録されていますが、ながくつをはいたねこだけはペローの童話だけがよく知られているんだそう。
    ペローの童話にはいつも教訓がついていて、この話の教訓は「親からもらう財産より、世渡りの才覚のほうが大事」というものなんだって(*^v^)

  • 11ぴきのネコの絵だから、余計に手に取っちゃう。お利口さんな主人想いのネコだなぁ。なんで長靴?はきたいから?

  • 11ぴきのねこの作者の「ながぐつをはいたねこ」。
    かわいい。
    こんなふんにゃりした猫があの賢いねこちゃんだなんて。

  • K
    6歳3ヶ月

    Y
    3歳11ヶ月

  • 7歳の息子が選んだ貸出絵本。
    有名な童話の切れ者の猫も、『11ぴきのねこ』シリーズの馬場さんの手で描かれるとノホホンとして親しみを感じるなぁ。そんな賢い猫が導く飼い主のご主人のトントン拍子の出世ストーリー。
    最後にお城でいっぱい猫が出てきてニヤニヤ。
    あとがきによると、このお話の教訓は「親からもらう財産より、世渡りの才覚のほうが大事」とのことだけど、これ世渡りの才覚発揮してるのは猫で人間のご主人は何もしていない。だから「持つべきものは賢い猫(又は賢いパートナー)」が本当の教訓だろうw

  • 7歳4ヶ月の娘
    4歳4ヶ月の息子に読み聞かせ

    娘が学校でながぐつをはいたねこの話を聞いたといってたんだけど
    どんな話だったかうまく説明できず
    そういや私もどんな話なのかうる覚えだなと。

    へーーー

    こんな話だったのか
    ねこズル賢いな
    平気で嘘ついちゃうんだな

    娘の説明はストーリーはちんぷんかんぷんだったけど
    3人のこどもで一番下の弟が~とか
    ねずみを食べちゃって~とか
    ピンポイントでの話が合ってて
    おもしろかった。

  • 2019.4

  • 「11ぴきのねこ」を描かれた馬場のぼるさんが絵を描かれているので、なんとなくなじみがあり、ユーモラスな感じです。最後にこの物語の教訓が書いてあるのですが、「ん?そういうことが言いたかったの?」と思いました。すごいのはねこの方だよね。人食いおにの悪事も描かれていないので、単にやっつけられ、のっとられるのも気の毒に思いました。

  • 親から貰う財産より、世渡りの才覚の方が大事!と言う教訓だそうです。

  • 平成19年11月22日
    3年生

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

奥本 大三郎(おくもと だいさぶろう)
フランス文学者、随筆家。昭和19年(1944)大阪生。
東京大学文学部仏文学科卒、同大学院修了。
埼玉大学教授、大阪芸術大学教授などを歴任、埼玉大学名誉教授。
1991年より2010年まで日本昆虫協会会長。
現在NPO日本アンリ・ファーブル会理事長、ファーブル昆虫館「虫の詩人の館」館長。
著書に『虫の宇宙誌』(読売文学賞)、『楽しき熱帯』(サントリー学芸賞)、
訳書に『完訳版 ファーブル昆虫記』(全10巻)など多数。

「2022年 『スリナム産昆虫変態図譜1726年版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

奥本大三郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×