はらぺこねこ (世界名作おはなし絵本)

  • 小学館 (2007年10月1日発売)
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感想 : 14
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784097262435

作品紹介・あらすじ

あるところに大きな大食らいの猫がおりました。はらぺこねこは、出会う人や動物を次々と飲み込み、やがて月や太陽まで飲み込んでしまいます。スズキコージさんのスケールの大きな絵も魅力的な北欧の民話です。

感想・レビュー・書評

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  • この本も懐かしくなってレビューします。

    おそろしいお話でした。
    なんでも食べるねこでした。 
    まるごとです。根こそぎです。無尽蔵です。
    出会ったモノ・ヒト、なんでも食べます。
    どのページにも 「たべてしまいました。」 です。
    こわい、こわい。

    話を聞いている子どもが声を上げます。
    「あ〜!」、「え〜!」、「お〜!」

    ねこは、どんどん大きくなります。
    怖いものなしのねこ。

    でも、そこに強力なライバルが現れます。
    おおきな、やぎです。

    ねこvsやぎ
    結果は?

    ✖️✖️✖️✖️

    最後が、とっても良いんです。
    ハラキリ救出パターンです。

    「ああよかった♡」
    「なんか、お腹すいたね、何食べたい?」
    「‥‥‥!」
    「えっ? 馬刺しと千枚漬け?」
    何その組合せ? はらぺここどもか!

    ねこの食べっぷりと安心の結末が
    オススメの本です♪

  • 北欧民話が元になった絵本。はらぺこねこが、人間、月、太陽など食いまくっていく。最後はオスヤギがどかーんとやっつける。スズキコージの豪快な絵がぴったりな物語。

  • ネコ…怖っっ! そりゃ捨てられそうになるよ…太陽も食べちゃうしさ。これ、子供に読み聞かせても、笑うか、またはドン引きか…(笑)

  • こわいんですけどやっぱりいい!

  • 繰り返しの妙

  • K
    六歳二か月

    Y
    三歳十か月

  • 最後まで読んで、「猫も食べられた人もかわいそうだね」と言った猫好きの5歳長男。

    そうだなー大飯食らいで捨てられそうになった猫。
    そのまま飼ってたとしても破綻したんだろうし、良い悪いの問題ではないよなー
    どうしたら良かったんだろ。

    最後のヤギはガラガラドンかと思った!

  • はらぺこあおむしの怖い猫バージョン。
    やばい苦笑い(^_^;)

  • 世界名作おはなし絵本
    「北欧民話」より

    あるところに、ぎょっとするほど大きくて、
    どうしようもなく、大ぐらいのねこがいました。
    はらぺこねこは、お百しょうさんをたべ、
    おかみさんとめ牛をたべ、それでもまだはらぺこなので、
    出会う人や動物たちを、どんどんぺろり!
    ついには・・・。
    北欧に伝わるお話です。
    ~表紙見返しより~

  • 2012年4月8日

    装丁デザイン/平きょうこ

  • 北欧民話を木村由利子さんが文を書かれたものです。
    スズキコージさんが描いた絵が、ガラガラドンのようで
    ゆかいでした。

  • スズキコージ:絵というわけで、気になる新刊です。本屋さんでパラ見したところ、「ねんどぼうや」系の、なんでもかんでもバクバクバクバク食べちゃう話ですね。お話は昔話なので、しっかりした骨格です。「ねんどぼうや」みたいな妙なリアルさはないので、テキストしだいでは読み聞かせに向くかも。
    *読んでみた。10分程度。使えそう。

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著者プロフィール

木村由利子(訳)
大阪府生まれ。翻訳家。大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)デンマーク語学科卒。1971年コペンハーゲン大学に留学、帰国後大阪外国語大学非常勤講師を務め北欧や英米の児童書、小説の翻訳家となる。近年はモンゴメリなどの新訳、北欧の推理小説の翻訳も手がける。

「2022年 『アンデルセン童話集 おやゆび姫・人魚姫など』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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