いちねんせいになったあなたへ

  • 小学館 (2011年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (56ページ) / ISBN・EAN: 9784097264408

作品紹介・あらすじ

子どもも大人も楽しめる、極上の詩25編。

雑誌『小学一年生』の人気連載「一年生の詩」が絵本になりました。江國香織さんが小学一年生のために書いた詩は、全部で25編。どれもシンプルでやさしいことばでできていますが、その世界はとても深く広大です。時にはあたたかく、時には怖いほど繊細で、時には読む人を「哲学」に誘います。そんな詩を受け止める井口真吾さんの絵は、ポップで、不思議で、懐かしく愛らしい世界が広がります。すべての小学一年生と、すべての元・小学一年生におすすめする、とびっきりすてきな絵本です。新入学のプレゼントにも最適!

感想・レビュー・書評

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  • 江國香織さんの詩集の絵本ですね。
    「小学一年生」に2009年四月号~2011年三月号に連載された詩集です。

      それは
     
     おめでとう
     おいわいに
     このよでいちばんかれんな ののはなを
     たばねてあなたにおくりましょう
     それは
     パパとママのだいじなあかちゃんだったあなたが
     ただひとりのこどもになるひ

     おめでとう
     おいわいに
     このよでいちばんひそかなつきのひかりを
     たばねてあなたにおくりましょう
     それは
     パパとママのだいじなあかちゃんだったあなたが
     ただのひとりのこどもになるひ


       いざすすめ

     では みなさん ごきげんよう
     あんまり べんきょう しすぎずに
     いぬと ねこには しんせつに
     とおくまで みちはまだまだつづくにしても
     わたげみたいに かろやかに
     かたてをあげて すまいるで いざすすめ
     れっつごー にねんせい

    江國香織さんは勉強が嫌いだったみたいですね。学校が嫌いだったのかな?頑張って「いちねんせい」にエールを送っています♪
    江國さんからのメッセージみたいな詩もありました。
    おおらかな自然を歌い上げたリズミカルな詩が素敵ですね。
    絵の井口真吾は漫画、絵本などで創作活動をされています。
    とても楽しい夢にあふれたイラストです。鮮やかな色使いながら落ち着きのある作風が良いですね。
    これからも江國香織さんの作品を読んでみたくなりました。

  • 『雑誌『小学一年生』の人気連載「一年生の詩」が絵本になりました。江國香織さんが小学一年生のために書いた詩は、全部で25編。』

    くっきりとしたかわいいイラスト
    江國かおりさんの詩はやさしくて深い

    子ども食堂で、
    一ねんせいになると心躍らせ目を輝かせている子たちに
    おくりたいな
    リクエストしてくれるかな

    ≪ いざすすめ なりものいりで いちねんせい ≫

  • 小学一年生の長女が図書館で見つけてきた詩集。
    江國香織さんの本だったので、「ママにも読ませて」と
    読ませてもらった。

    娘は詩を読んだことがないと思うので、
    絵本として読んでいると思うのだけど、
    面白かった、『わたし ろばをかいたいの』が
    好きと言っていた。
    彼女の中で、歩いて学校に行くということが
    一番大変だっ一年間なので、ろばと一緒に
    乗せてもらって学校に行けたらいいなぁと
    思ったのだろう。
    牧場でヤギのお散歩をした時も誰よりも
    楽しんで、ヤギを愛でていた。

    江國香織さんらしいたくさんの素敵な
    擬態語や様子のことばがつづられていて
    語感も良く、声に出して読むと楽しい一冊。

  • 年長の娘に読み聞かせ。
    少し難しい。
    一度しか聞きたがらず。

  • 江國香織、学校嫌いなのによく書いたな…
    いや、克服したのかも分からんが…

  • 小学一年生に連載された詩。

    絵がちょっとレトロ調?

  • 2014年4月13日

    装丁・本文レイアウト/坂川朱音(坂川事務所)

  • 今年長女が小学校入学したこともあり、タイムリーでした。
    といっても小学一年生でなくても楽しめる内容です。
    雑誌「小学一年生」に連載(2009年4月号~2011年3月号)されたものの書籍化。
    25作品。

    江國香織さんの伸びやかな詩、とてもいいなと思いました。
    井口真吾さんは初めて知りましたが一度見たら忘れられない印象的なはっきりくっきりした絵、色も明るくてきれいです。
    とても素敵な詩の本になっていました。
    色々な表情の詩があり、とても楽しめました。

    選ぶのが難しかったけれど、長女とお気に入りの詩を5つずつ挙げてみました。
    私「ようこそ」「きょうのわたしは」「しるし」「ひみつのくに」「せんげんすることば」
    長女「わたし ろばをかいたいの」「きょうのわたしは」「ひみつのくに」「きねんしゃしん」「よるのがっこうでは」

    二人の好みが重なる部分もあり、意外な詩を選ぶのに驚いたりで面白かったです。
    共通のお気に入りの詩「きょうのわたしは」を紹介しておきます。

    「きょうのわたしは」

    きのう ぶたにくをたべました

    ブロッコリーも たべました

    だから

    きょうのわたしは

    すこしだけ

    ぶたにくとブロッコリーで

    できています

    おととい おさしみをたべました

    しょくごに みかんもたべました

    だから

    きょうのわたしは

    すこしだけ

    おさしみとみかんでも

    できています

  • 江國香織最新作かな?
    買おうかなと思いつつまだ買っていない本です。

    小学館の小学一年生の連載をまとめたものだそうです。
    江國ワールド全開。
    「子供向けに書いてある」という設定の世界を大人が楽しむためのものだと思う。
    「鳴り物入りで一年生」「魑魅魍魎の跋扈する」一年生の子供には絶対わかりません。(すべて平仮名では書いてあるけれど)
    ちみもうりょうのばっこするとベッドウェッターは注釈つきでした。
    こどもでもわかるかな?たのしめるかな?というものもなくはない。
    谷川俊太郎や糸井重里がかいた一年生向けの詩の方が一年生の子供は楽しめるかなと思います。

    他の方が、「親と一緒に読んで楽しむ本」にすれば子供でも、と書いていましたが私はそういう使い方をしないし、親も説明できるのかという点が腑に落ちませんでした。

    とはいえ江國香織は好きなのでこの本も嫌いではないです。
    私的にはいいタイミングでこの本に出会えたと思っています。

    挿絵はバンロッホをかいてる方です。
    詩といいイラストといい谷川俊太郎や糸井重里の本より現代感溢れる感じに仕上がってるなぁという印象。

  • 「かべはね」「ひみつのくに」「せんげんする ことば」「ふゆののり」が好き。

  • 入学のお祝いに。

  • (2011.04.29読了)(2011.04.20借入)
    江國香織さんのものはとりあえず眼を通しておきたいので、借りてきました。一度貸し出しの順番が回ってきたのですが、岩手県の沿岸部に帰省していて、東日本大震災に遭遇し、しばらく上京できなかったため、取り置き期限を過ぎてしまい、再度貸し出し順番待ちに申請し借りることができました。
    雑誌「小学一年生」に連載した二年分の作品25編を一冊にまとめたものです。
    小学校一年生が読むことを意識して書いているので、平仮名で書いてあるのですが、必ずしも理解可能な内容のものだけではありません。それでいいと思います。一年生は、まだ自力で読み理解できる力はありません。母親が読んであげるでしょう。分からないことがあれば、母親が説明してあげるでしょう。母親とコミュニケーションが可能なので、母親も子供もきっと喜ぶでしょう。
    どの詩もいいですね。江國さんのファンの方にお勧めです。
    最後の詩だけ紹介しておきます。

    「いざすすめ」
    では みなさん ごきげんよう
    あんまり べんきょう しすぎずに
    いぬと ねこには しんせつに
    とおくまで みちはまだまだつづくにしても
    わたげみたいに かろやかに
    かたてをあげて すまいるで いざすすめ
    れっつごー にねんせい
    (先頭の文字を縦に読んでみてください。)

    ☆江國香織さんの本(既読)
    「ぬるい眠り」江國香織著、新潮文庫、2007.03.01
    「がらくた」江國香織著、新潮社、2007.05.20
    「夕闇の川のざくろ」江國香織著・守屋恵子画、ポプラ文庫、2008.04.05
    「左岸」江國香織著、集英社、2008.10.20
    「雪だるまの雪子ちゃん」江國香織著・山本容子画、偕成社、2009.09.00
    「真昼なのに昏い部屋」江國香織著、講談社、2010.03.24
    「抱擁、あるいはライスには塩を」江國香織著、集英社、2010.11.10
    「やわらかなレタス」江國香織著、文藝春秋、2011.02.25
    ☆江國香織さんの詩集(既読)
    「すみれの花の砂糖づけ」江國香織著、新潮文庫、2002.12.01
    (2011年4月29日・記)

  • 江國香織さんの絵本に外れはないよね。
    ほんとすてき。
    子供向けだけど、きちんと大人も読めます。
    やさしくむずかしい?絵本

  • 江國香織が1年生へ贈る詩集。

    春夏秋冬、季節に合わせたものや
    身近なシチュエーションにちなんだものなど多数収録。

    親子で読みたい1冊です。

  • 江國さんの言葉の新しい見せ方。

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著者プロフィール

江國 香織(えくに・かおり):1964年東京生まれ。1992年『きらきらひかる』で紫式部文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で直木賞、07年『がらくた』で島清恋愛文学賞、10年『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文学賞、12年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、15年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞など数々の文学賞を受賞。他の小説作品に『つめたいよるに』『神様のボート』『東京タワー』『抱擁、あるいはライスには塩を』『彼女たちの場合は』『去年の雪』『ひとりでカラカサさしてゆく』『シェニール織とか黄肉のメロンとか』『川のある街』など多数。『絵本を抱えて部屋のすみへ』『いくつもの週末』『雨はコーラをのめない』『旅ドロップ』などのエッセイ集や詩集・童話・翻訳など多彩なジャンルで活躍。 

「2024年 『読んでばっか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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