つぎのかたどうぞ (おひさまのほん)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 99
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097264477

作品紹介・あらすじ

日本初!?旅一座の人情たっぷり絵本

今日は旅一座「はたけやこううんさい一座」の新座員募集のオーディション。審査委員は古参の「のりつきにぎりめし」、粋なあねさん「いなわらはくまい」、三味線の「なすみひとつ」。氷の妖精「こうりんこ」、渋い素浪人「いつでもでんたつ」、悟りの境地「がんえん」、縄跳びの達人「あわもち」などなど、つぎつぎにオーディションに現れて得意芸を披露する。その熱気に審査委員も強く打たれているところに「まくわうりの もんた・きくよ」の夫婦が登場。二人はもと一座の座員だったが、一座を飛び出してそれっきりに。そこに帰ってきた座長「はたけやこううんさい」。昔の仲間をゆるしてやってほしい「いなわらはくまい」たち、さあ、さあ、さあ、さあ、どうする座長!!思わず「座長!日本一!!」と声をかけたくなる粋な計らいに一同は感謝感激雨あられ。オーディションは全員合格、大芝居「ねずみ小僧次郎吉 長屋の花見」の公演へなだれ込んでいくのだった。


【編集担当からのおすすめ情報】
絵本「ねぎぼうずのあさたろう」で小学館出版文化賞を受賞された飯野和好先生。日本各地に股旅姿で現れては読み語り、ワークショップで大活躍。長年の旅一座研究!?の成果がいかんなく発揮された絵本「つぎのかたどうぞ」。出版の暁には、旅一座よろしく「飯野和好一座」として全国で読み語りの予定です。

感想・レビュー・書評

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  • 「とにかくやくしゃというものはやくになりきる」

    面白いのかな。独特のセンス。唯一無二の絵本。(12分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #つぎのかたどうぞ #飯野和好 #小学館

  • いいですね。飯野和好ワ―ルドにはまりました。あぁ~チョイチョイとくるね。

  • 2013.11.17読了

  • 個性的なアピールが楽しいです。

  • とてもおもしろかった。

  • 芝居小屋のオーデションの話です。声に出して役者気分で読むと楽しい。10人十色読み方楽しみです。

  • 濃いキャラの面々が座員募集のオーディションに集結。
    笑いあり人情ありのお話。

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著者プロフィール

1947年、埼玉県秩父生まれ。「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で、第11回赤い鳥さし絵賞受賞。『ねぎぼうずのあさたろう その1 とうげのまちぶせ』(福音館書店)で、第49回小学館児童出版文化賞受賞。『みずくみに』(小峰書店)で第20回日本絵本賞受賞。著書に「くろずみ小太郎旅日記」シリーズ(クレヨンハウス)、『おふろ、はいる?』(あかね書房)、『おせんとおこま』(ブロンズ新社)、『スサノオ 日本の神話』『天の岩戸アマテラス 日本の神話』『因幡の素兎オオナムチ 日本の神話』『スサノオとオオナムチ 日本の神話』(小社刊)など多数。近著に『ぼくとお山と羊のセーター』(偕成社)がある。

「2023年 『飯野和好 日本の神話 全5巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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