アリゲイタばあさんはがんこもの

  • 小学館 (2012年12月5日発売)
3.48
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784097264927

作品紹介・あらすじ

がんこもののおばあさん愉快なお話

がんこもののアリゲイタばあさんは、一人でぬまのほとりに暮らしていました。森の仲間が訪ねてきても、追い返しちゃうがんこものです。でも、本当は、心優しいさみししがり屋。ひまだから、編んでいたマフラーを、森のみんなにプレゼントしようと思いつきます。森の仲間も、そんなばあさんのことを、ちゃんとわかっているんです。強がっているけど心優しい、そんなほのぼのとしたあたたかいお話しです。


【編集担当からのおすすめ情報】
酒井駒子、どいかや、とりごえまり、つちだのぶこ、丹地あきこ……と数多くの絵本作家を輩出している絵本塾で学んだ期待の新人作家松山円香のデビュー作品です。
一見怖そうに見えるアリゲイタばあさんも、一人ぼっちは、やっぱりさみしい・・・・・・そんな、やさしさが垣間見れる絵本です。何度もくりかえし読んでもらいたい味わいのある一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • アリゲイタばあさんとその他の動物の可愛らしさの差が凄い笑
    最後までひたすら同じパターンを繰り返すのかと思いきや、突然パターンが変わったりして、おっ!となる。
    そして意外と嫌われ者じゃないっていうのもラストの終わりとして悪くないわね。
    ウサギが可愛いからみてほしい!

  • タイトルと表紙画どおりの、アリゲイタばあさんの頑固っぷりが凄くて笑える! 頑固なくせに寂しがり屋さんで、決してケチではない所も微笑ましいです。そんなばあさんのことをよ〜く分かっている村の動物さんたちの温かさが、何より素敵だなぁ。

  • ブックデザイン/城所潤

  • 表紙のインパクト大‼︎
    アリゲイタばあさんは、頑固者?
    いやいや、そうじゃないかもよ。

  • 4分

  • 4-1 2015/03/04

  • 表紙の迫力のある大きなワニの顔は、いかにも恐そうながんこもののアリゲイタばあさんです。なのに、みんなが声をかけに行きます。なぜ?なぜって、がんこものだけじゃないからなんです。
    (約3分)

  • おもしろかった。絵も好き。

  • 表紙の迫力に思わず手に取ってしまった。
    でかくて頑固で怖くて愛想のない、わにのおばあさんのおはなし。
    なんだけど。

    これ「がんこもの」かなあ?
    絵本らしさが「王道」ではなく「ありがち」で、それっぽいだけで中身がない。
    絵も、キャラクターはかわいいし、きっっちり書かれた風景もじょうずなんだけど、それだけ。
    背景のキャラクター同士がなにかやってたりもするし、嫌われてるわけじゃないことも表現されているけれど、書いていることの外の物語が感じられない。

    「おおかみとキャベツばたけ」と同じ系統の残念さ。

  • 頑固なアリゲイタばあさん。このワニのおばあさんの迫力が凄い。エプロンつけてたほっかむりかぶってて服装ばおぼあさんらしいけど顔がいかつくて、そのギャップが良い。また、迫力があるだけだなく、部屋のちょっとした小物もなかなかアイデアが盛り込まれてて面白い。

    一方、お話の方は、どうしようもない頑固おばあさんだけど、実は良いところもあるんだよ、というお話。こういう怖い老人と子どもたちが接することがもう現代にはほとんど無くなった。昔、家に向かう路地の入り口に挨拶をちゃんとしないと路地に入れてくれないおじいさんが住んでいて、怖かったけど今思うとあのおじいさんはおじいさんなりに考えて、そして楽しみながらやってたんだろうなぁ、というのを思い出した。ただ、果たした今の子どもたちにそのニュアンスがこの絵本から伝わるか?ちょっと説明が必要かもしれない。

  • ≪県立図書館≫
    がんこものなだけ。
    悪い人じゃあないんだよ。
    世の中、そんなことがいっぱいだね。

  • 3分20秒★タイトル繰り返し。優しい気持ちにふれて心があたたまると、何やら様子が変わっていきます

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著者プロフィール

1984年、東京都生まれ。
武蔵野美術大学で油絵を学ぶ。
絵本に、『アリゲイタばあさんはがんこもの』 『こまったうしのガイコツまおう』 (ともに小学館)、 『ひかりうりのぴかこさん』(佼成出版社)、『ヤモップさん、ぴたっとかいけつ!』(あかね書房)、『チョウのふゆごし』(「月刊 かがくのとも」2018年2月号、福音館書店)などがある。

「2020年 『ムモンアカシジミのまほう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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