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- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784097265245
感想・レビュー・書評
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こうくんが小さな雪だるまを作る。
お兄ちゃんにはそんな小さいと明日には溶けてしまうよ、と言われてしまう。
心配で夜こっそり見に行ってみる。
すると、小さな雪だるまが歩いてどこかへ向かっている。
追い掛けるとバスがやってきた。
こうくんも小さな雪だるまと一緒に乗り込む。
バスの中には他にも雪だるまがたくさんいて、ゆきまち一丁目に到着する。
そこには、雪のレストラン、雪のプール、雪の服屋、雪の商店街が広がっていた。
商店街を一通り楽しんだ後、小さな雪だるまは丘の上へ向かう。
他の雪だるまたちもやってきていて、みんな雪の上を転げまわって体に雪をつけて大きくなろうとしていた。
こうくんは小さな雪だるまと一緒に転げまわって遊ぶ。
こうくんがそろそろ帰ると言うと、小さな雪だるまはここに留まると言う。
寂しいけれどお別れ。
そして翌朝、庭には小さな雪だるまの姿はない。
お兄ちゃんはやっぱり溶けてしまったと言うけれど、こうくんは微笑むのだった。
絵からして幼い子向けかと思ったら意外にしっかりしたストーリーだった。
ゆきまちは寒いけれど、とっても楽しそう。
雪のプールは凍えそう。
微笑んで終わるいいラスト。詳細をみるコメント0件をすべて表示