うさぎじまのうさぎちゃん

  • 小学館
4.15
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本棚登録 : 138
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097265344

作品紹介・あらすじ

かわいいうさぎのノンフィクション写真絵本

あまりにもかわいいうさぎの赤ちゃん写真が満載!

瀬戸内海に「うさぎ島」と呼ばれる島がある。ここはそこでのお話し。
地面から突然うさぎの赤ちゃんがぴょこん、と顔を出した。
野うさぎと違って,穴うさぎは地面の下に赤ちゃんを産んで、そこで育つ。その赤ちゃんが外に出たくてうずうずして、兄弟たちと出てきちゃった!
その赤ちゃんうさぎが外へ出て、外の怖さを知りつつも、お外の世界を楽しもうとする。
動物写真家・福田幸広さんが何年もかけて撮影した写真を構成。作り物ではないうさぎの姿が、愛らしくてたまりません。

物語の構成ですが、すべて自然のままの姿です。赤ちゃんうさぎの冒険物語は本当のお話なのです。
本にはうさぎじまの地図も載っていますよ。



【編集担当からのおすすめ情報】
「ぬいぐるみ?」「野生ではないよね」と企画中、何度も聞かれましたが、実はノンフィクション。
福田幸広さんが5年間通っている大久野島で(通称うさぎじま)、苦労して撮った一連の写真なんです。
でもあまりにもかわいいので、ノンフィクションとしてよりも、純粋に楽しんでほしい、という福田さんと編集者の思いが一致して写真絵本という形にしました。
かわいい~! でもほんとの話しなんだ! と2回驚いていただけたらうれしいです。

感想・レビュー・書評

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  • 子ウサギの写真がとにかく可愛らしい。うさぎ島の写真集でストーリー物になっている。親が子供の安全のために穴に埋めるというのは初めて知った。意外と勉強になります。

  • 2019年度 青空

  • 3歳6ヶ月の長男。最初の顔を出したり、お尻を出したり、すぐ引っ込めたりという様子に、大爆笑していました。
    お母さんが穴を埋めて、入り口を隠すというのも、感心していたようです。
    トビが襲いに来るシーンも、真剣に聞き入っていて、弱肉強食の世界を感じられたようです。こういった描写は、絵より写真のほうが、断然リアリティがあっていいです。
    https://www.ehonlog.com/books/127

  • 写真がとってもかわいい!!!!
      

  • 大久野島は瀬戸内海の島の1つです。第二次世界大戦時に国家機密で毒ガス工場を稼働されており、従事された方には亡くなられた方もいらっしゃり、「地図に存在を掲載しない」という、暗い過去を持つ島です。
    当時の工場や記念館は現在も残されており、戦時中の日本や平和について考えさせられる場所だなぁ…と思います。

    が、そこは今や「ウサギ島」という萌えスポットにリニューアルされているようです。
    10年ぐらい前に「ウサギ島」を知った時は「可愛くみえるけど、野生動物なんで、気軽に撫でたら噛まれる」的
    な説明を見たのに、今見ると…だらしないウサギが、ウサギ好きな観光客が餌くれることを目当てに、食っちゃ寝生活を送っているあられもない姿がそこに!

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著者プロフィール

ライター。福田幸広の撮影すべてに同行し、取材の様子を克明に記録。出版時の文章を担当している。写真絵本『オオサンショウウオ』(そうえん社)では、小学館児童出版文化賞を受賞。

「2021年 『仲間と暮らすニホンザル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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