おばけのあんみつ (おひさまのほん)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 197
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097265603

作品紹介・あらすじ

お菓子の好きな殿様の愉快な4つのお話

時は戦国時代、に近い時代、かな?お菓子の大好きなおとのさまが住む、あんころ城に毎夜おばけが!家来たちは怖がって、退治もできません。そこでおとのさまは、大鍋に寒天を煮溶かすと、おばけ達に手紙を書いてごちそうするからいらっしゃいと招待しました。喜んだおばけたちは、用意されたいい湯加減のお風呂に入ってごちそうを食べていると、あれっ、あれれっ、身体が動きません。なんと、お風呂は寒天のお風呂だったのです。さてさておとのさまはおばけ達をどうするのでしょうか?絵本のタイトルの「おばけのあんみつ」をはじめ、巨大なおはぎで合戦がはじまる「おはぎのかっせん」、カピタンを招待してのお月見の会でたぬきがお団子にばける「たぬきのおだんご」、おてんばなお姫様がお雛様と一緒にお城を抜け出す「たんぽぽきんとん」の4話を収録。

【編集担当からのおすすめ情報】
「フンガくん」シリーズをはじめ、丁寧でやさしい画と想像力溢れるお話で定評がある絵本作家、国松エリカさんの最新絵本です。絵本雑誌「おひさま」にシリーズ連載された中から、特に読者に好評だった4話を収録しました。季節感あふれるお話は、親子での読み聞かせにぴったりです。

感想・レビュー・書評

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  • やさしいお殿様に癒されました。よっつの4つの短いお話の本。おばけが可愛いかった。

  • あんころじょうのお殿様にまつわる短編集、コミカルな内容です。最初のおはぎの話は子供には分かりにくかったようですが、それ以外は楽しかったよう。絵も親しみやすいです。

  • 短いお話が4つ入っている絵本。かわいくてよかった!

  • 和菓子がたくさん。どれも大胆で美味しそう。タヌキは器用に化けるんだなー、と思ったり。あんみつ、私があまり好きじゃないので、いつデビューさせるか悩む・・・(4歳1ヶ月)

  • 3歳9ヶ月の息子が図書館で選んだ絵本。一冊の中に短い四つのお話が収録されているパターンは息子初めてなので新鮮だった様子。
    表題作は、おばけを寒天で固めるというお殿様の斬新な発想に度肝を抜かれるw特大のおはぎに奮闘する「おはぎのかっせん」、おだんごの代わりにカステラボーロでお月見の「たぬきのおだんご」、かのこ姫とお雛様の楽しい春の宴「たんぽぽきんとん」、あんころ城が舞台のどのお話も和のスイーツが絡んでほのぼの甘~い。

  • おひさまでお気に入りだったシリーズ

  • 4歳0ヶ月

  • 疲れている時は 甘いものが 一番!!

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著者プロフィール

1962年、大阪府生まれ。デザイナーを経て絵本作家になる。ワークショップ「あとさき塾」1期生。おもな作品に「フンガくん」シリーズ(小学館)、「ガーコちゃん」シリーズ(学研プラス)、『いたずら おおかみくん』(世界文化社)、『おばけのあんみつ』(小学館)、『なぞかけときじろう』(岩崎書店)、『かいわれざむらいとだいこんひめ』(童心社)、『おなべさんとおたまちゃん』(教育画劇)、『お正月』(BL出版)、『おやつなんだろう?』(ひさかたチャイルド)、『からかさにざえもん』『えっちゃんええやん』(文研出版)など多数ある。

「2022年 『おうちりくじょうグランプリ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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