流木のいえ

  • 小学館 (2017年2月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784097266969

作品紹介・あらすじ

流木と絵かきが織りなす月夜のファンタジー

海のそばにくらす絵かきは、海岸に流れついた流木をたいせつにかかえて、いえへかえります。そして、流木たちと心を交わし、色をぬってやると、流木たちはかつての姿を取り戻すのです。
それは、青い馬、オオカミ、トナカイ、じゃんけんするこどもたち――。流木たちはそれぞれの生い立ち、冒険、そして思い出を絵かきに語りはじめます。
そして、ある満月の夜、流木たちは・・・・・・。

第46回講談社出版文化賞絵本賞受賞作家がつむぐ、やさしくあたたかな月夜のファンタジー。




【編集担当からのおすすめ情報】
ひろい海をただよって、海岸にながれついた流木って、いったいどんな場所や時間を経てきたのだろうと思いますよね。
そんな流木たちの物語を、絵かきはじっと聞いてやります。
物語の最初から終わりまで、お月さまと猫が優しく見守っています。作者のおだやかだけれど色彩豊かな絵が、読者を月夜の不思議な物語の世界へと誘います。

感想・レビュー・書評

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  • 〝笑う月のよく見える坂を登った処の、海のそばに暮らす絵描きがひとり、ちいさな家に住んでおりました。絵描きは、海岸に流れついた「流木」を大切に抱えて家へ帰り、思いのままに色を塗っていくと、流木たちはかつての己の姿を復元し、絵描きと心を交わし始めるのでした・・・〟「流木」それは、青い馬、オオカミ、トナカイ、じゃんけんする子どもたちに――。流木たちが、それぞれの生い立ち、冒険、そして思い出を語る<石川えりこ>さんの月夜のファンタジー。

  • 絵描きの手によって蘇る、流木に宿った魂の物語
    海岸で拾った流木と心を通わせ、丁寧に磨き色を塗り、かずらでくくって形作る絵描き。
    ローラースケートを履いた青いウマ、お婆さんが錆を落とし磨いた赤道をたよりに歩き続けた赤いオオカミ、友達を探す小さな女の子を乗せて氷の城まで走ったトナカイ、山の学校の教師だった桃色のウサギと色とりどりのランドセルを背負った子供たち…

    絵描きと共に居ることを決めた青いウマは、絵描きが子供の頃乗っていた木馬だったのかも。
    小さい子から大人まで楽しめる、優しくてかなしさも含んだファンタジー絵本。梨木香歩先生のファンタジー系作品が好きな人には好みのタイプかも?

  • 装丁/タカハシデザイン室

  • 世界の終わりの話だなあ

  • 絵描きが海の近くの山の上に住んでいた。
    たまに海に降りては流木を拾っていた。
    流木は以前自分が何だったのを語りたがって、それを感じ取った絵描きが流木に色を塗っていった。
    青い馬、赤い狼、トナカイのツノ、子供達たち、うさぎ先生。
    流木たちは月夜の晩に月に向かって旅立っていく。
    青い馬だけが絵描きのもとに残るのだった。

    流木というのが珍しい。

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著者プロフィール

石川えりこ(Eriko Ishikawa)

福岡県生まれ。イラストレーター・絵本作家。
著書に『ボタ山であそんだころ』(福音館書店/第46回講談社出版文化賞絵本賞)、『あひる』(くもん出版)、『流木のいえ』(小学館)、『かんけり』(アリス館/2019年ミュンヘン国際児童図書館の目録『ホワイト・レイブンズ』収録)、『こくん』(村中李衣・文/童心社)、『あららのはたけ』(村中李衣・文/偕成社/第35回坪田譲治文学賞受賞)、『ばあさんは15歳』(阿川佐和子・文/読売新聞連載小説および中央公論新社)、『ほんやねこ』(講談社)、『にわにくるとり』(ポプラ社)、『わたしのかみひこうき』(余 麗瓊 文 唐 亜明 訳/ひだまり舎)、『わたしはふね』(曹文軒・文/小学館)、などがある。

「2023年 『うさぎとハリネズミシリーズ2冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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