まっくらやみのまっくろ

  • 小学館
3.47
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本棚登録 : 106
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097267393

作品紹介・あらすじ

いったい自分は、何者なのか。

まっくらやみのまっくろは、自分が何者かわからない。でも体の奥から力がみなぎってくる。「ぎゅわーん」。いきなり角が生えてきた!「そうか、ぼくはサイなのか。すごく誇らしい気分だ。」しかしまだまだ変化は止まらない。
まっくらやみのまっくろは、いったい何者なのか?
生き物をダイナミックに描き、国内外で数多の受賞を誇る話題の作家、ミロコマチコが紡ぐ、生命のものがたり。

【編集担当からのおすすめ情報】
シンプルでありながら、とても力強いストーリー。何が起こるか、ワクワクします。もしかして、人生の縮図のような、命そのものを表しているような。子どもも大人も魅了する、傑作の登場です。
生命のものがたりを、ミロコマチコが描くとこうなった!

感想・レビュー・書評

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  • 勢いのある絵、そして短い文章に引き込まれました。まっくろは、何なんだろう。え?おや?うわぁ!と発展していく面白さ。
    いのちを感じる素敵な作品でした。

  • まっくろって何だろう?サイ?カメ?ホロホロチョウ?どんどん姿が変化していく様子が楽しい。

  • もうびっくりびっくり、すごい、どうしましょう。

  • 5歳10ヵ月

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯
    今回は早すぎた。いつかまたよんであげたい

    〈子〉
    初回からくいつく ◯
    何度も読む ◯

    その他

    「まっくろ」の正体がわかるまで、ドキドキしました。
    勢いがある「まっくろ」のイメージが、息子のお気に入り。
    擬音が良い。

  • 「まっくら」とはなんだろう?と思いながらページを進めるも成長していく「まっくろ」
    最後も「まっくろって一体なんだろう…」という疑問を抱かせつつもカッコよく終わる勢いがミロコマチコさんならではの一冊。

  • ミロコマチコさん咲くやこの花賞を受賞しました!
    大阪文化の振興に貢献し、かつ将来の大阪文化を担うべき人として、
    堂々の受賞!最新作はこちら。

  • 力強さを感じる絵本。好き。

  • サイ、ホロホロ鳥、カメ、キリン、花実

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著者プロフィール

1981年大阪府生まれ。画家、絵本作家。絵本、装画、展覧会、ライブペインティング、企業とのコラボレーションなど活動は多岐にわたり、生命力あふれる作風で、国内外から支持を集めている。2012年、『オオカミがとぶひ』(イースト・プレス)で絵本デビュー。同作で第18回日本絵本賞大賞を受賞、『てつぞうはね』(ブロンズ新社)で第45回講談社出版文化賞絵本賞、『ぼくのふとんは うみでできている』(あかね書房)で第63回小学館児童出版文化賞、『オレときいろ』(WAVE出版)で第25回ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB2015)金のりんご賞、『けもののにおいがしてきたぞ』(岩崎書店)で第26回ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB2017)金牌、第41回巌谷小波文芸賞を受賞。大規模展覧会として、2016年より「いきものたちの音がきこえる」が、2020年より「いきものたちはわたしのかがみ」が全国を巡回。2019年より南の島に移住し、見えないものの気配を感じとるように制作をしている。

「2023年 『みえないりゅう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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