クルミの森のニホンリス (小学館の図鑑NEOの科学絵本)

  • 小学館
4.32
  • (16)
  • (18)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 177
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097267966

作品紹介・あらすじ

ニホンリスの自然のすがたが満載!

長野県八ヶ岳山麓のクルミの森にすむニホンリスを、何年も密着して撮影した、写真科学絵本です。食事、巣づくり、子育てなど、なかなか見られない自然な暮らしぶりを、たっぷりとお伝えします。四季の移り変わりで変化するクルミの森や、そこで暮らすニホンリスの美しい写真を、やさしい文章で、存分に紹介。長い月日をかけたからこそ撮影出来た、貴重な自然の姿が収められています。

【編集担当からのおすすめ情報】
リスのイメージは、やっぱり「かわいい!」でしょうか。でも、きびしい自然を生きぬく野生のリスは、かわいいだけではない、様々な姿を見せてくれます。何年もの間密着したからこそ撮影出来た、貴重なシーンや、コミカルな表情など、初めて見るニホンリスのすがたが満載です。ぜひ、ニホンリスの新たな魅力を感じてください。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 長野県八ヶ岳山麓のクルミの森。そこに暮らすニホンリスを追う。クルミの実を房ごと取って、安全な場所まで移動。木と木の間もクルミをくわえたままジャンプ。クルミの実は夏にしか食べれない。食べるだけでなく冬に備えて、クルミの実を埋めたり、木の又やうろに隠す。冬には、クルミを求めて走り回る。冬のただ1日で、オスはメスを得なければならない。冬が終わるころには、赤ちゃんが生まれる。この子たちが大きくなる様子は非常に可愛い。リスはクルミの他に、どんぐり、くり、松ぼっくり、きのこ、新芽、鳥の卵、動物の骨など色々食べる。いちばんの好物はやはりクルミ。本州にはニホンリス、北海道にエゾリス、エゾシマリスがいる。

    • 白いヤギと黒いヤギさん
      この図鑑の写真は本当に素晴らしいですよね。あの警戒心の強いリスを、正面からとらえてるのが凄い。しかもジャンプシーンまでアップ!初版には帯にQ...
      この図鑑の写真は本当に素晴らしいですよね。あの警戒心の強いリスを、正面からとらえてるのが凄い。しかもジャンプシーンまでアップ!初版には帯にQRコードが付いていて動画も見られて、子どもに大受けでした。紹介してくださってありがたいです。
      2024/05/30
    • goya626さん
      白いヤギと黒いヤギさん
      とてもいい写真絵本ですよね。土に埋めたクルミなどは、場所をちゃんと覚えていて、ほとんど回収するとか。結構、リスって...
      白いヤギと黒いヤギさん
      とてもいい写真絵本ですよね。土に埋めたクルミなどは、場所をちゃんと覚えていて、ほとんど回収するとか。結構、リスって賢いそうです。わずかに忘れられたものが芽を出すようです。
      2024/05/30
  • 胡桃の森に住むニホンリスの写真がとても美しく可愛らしい。あまり知らないリスの生態、1年をとてもよく学ぶことができます。

  • リスの表情がとてもいい。

    中学年の説明文の単元の学習中におすすめ。

  • ニホンリスの一年間を長野県で追った科学絵本。とにかく写真がいい!クルミを落としちゃったりするかわいい表情がたまらない。クルミの花も初めて見ました。

  • 動物写真家さんが6年に渡って撮影したニホンリスの写真絵本。かわいいだけじゃないニホンリスの姿がたっぷり見られて勉強にもなる。木の切り株にクルミを隠す姿、寒い朝はちょっぴり朝ねぼうしちゃうところ、春は体がとってもかゆい様子もたまらない。かなり貴重な写真の数々なのでは。しかし写真家さんの肩書きが、しあわせ動物写真家というのがいいなあ。

  • りすとくるみの関係についての写真絵本。「りすかわいい~」と意外にもお気に入り。

  • デザイン/椎名麻美

  • これまで目にしたことのなかった、いきいきとしたリスの表情をたくさん見ることができました。クルミを落としてしまったとき、おなかいっぱいになってお昼寝しているときの顔が特に好きです。

  • リスといえば、どんぐりや落ち葉など秋の森の風景の中にいる描かれ方が多いけど、この写真を表紙に持ってきたのはさすが!

  • りすの表情、しぐさ、手足もしっぽも全部かわいい!癒されます。。声が聞こえてきそうです。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

しあわせ動物写真家。「動物たちのしあわせの瞬間」をメインテーマに世界各地で撮影を続けている。ニホンザルの撮影は1999年から始めて以来長野県地獄谷を中心に毎年撮影。著書多数。

「2021年 『仲間と暮らすニホンザル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

福田幸広の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×