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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784097268840
作品紹介・あらすじ
垢から生まれた力持ちの男の子のお話です
「ちからたろう」は、おじいさんとおばあさんの、なんと「垢」から生まれた男の子。大食らいで力持ち。お寺の釣り鐘よりも重い金棒を振り回し、御堂こ太郎や石こ太郎を家来に従え、村を荒らすばけものと対決です。雄大なスケールの昔話の醍醐味を十分に堪能できます。
岩手県を主とした、東北地方で語り継がれてきた昔話です。
【編集担当からのおすすめ情報】
伊藤秀男先生のダイナミックな絵が、お話と見事にマッチした絵本です。
感想・レビュー・書評
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ちからたろうって、人間の垢(あか)から産まれたのか…!!
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「ちからたろう」のお話、どこかで読んだことがあったのですが、ちからたろうがどうやって産まれたのか?という部分だけ、記憶が抜け落ちていました。
今回、「ちからたろう」を読み直すことで、その部分もわかり、スッキリしました。
文章はとても読みやすく、「ぎっどと ぎっどと」「がっぎん がっぎん」などの擬音が、8割のページに書かれていました。
読み聞かせではつっかえてしまいましたが、言葉としては印象に残り、おもしろかったです。
絵は「小学生の絵画や版画のような絵だなあ」という印象です。
下手とかそういう意味ではなく、小学生からみると自分が描く絵に似ている絵ということで、親しみがわくのではないかな、という意味です。
ただ、鬼と主人公・ちからたろうが対峙するいちばんの見せ場で、ちからたろうの赤茶黒い姿が背景となじみすぎていて、しかもちょうどページの割れ目あたりに描かれていたため、一瞬ちからたろうがどこにいるか、わからなくなってしまいました。
姿形もちからたろうより鬼の方が大きく、せっかくちからたろうが踏ん張る場面なのに、鬼の方に目がいってしまって、惜しいな…と感じました。
真正面から素手で鬼に立ち向かうところは、素朴なちからたろうらしいなと思いましたが、ちからたろう強さを見せるためにはアングルになにか工夫があってもよかったのかもしれません。
また家来のみどうたろうと石こたろうが、鬼に飲まれてしまう絵は、見開きで2場面描かれており、あたかも鬼が2匹いる?!ような錯覚を起こしてしまいました。
鬼の絵としてはすごく迫力があって、保育園児くらいの子はこのページの絵を見たら、トイレに行けなくなるくらいの怖さだっただけに、こちらも「惜しいな…」という印象です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3歳からおすすめ。
日本の昔話は面白い!
巻末の千葉幹夫さんによる解説は勉強になります。
迫力ある力強い絵柄は、今の子どもたちには、とっつきにくいかも。でも、おすすめしたい。
著者プロフィール
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