ルソーの絵本―夢の宝さがし (小学館あーとぶっく)

著者 :
  • 小学館
3.47
  • (4)
  • (3)
  • (11)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 105
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097271154

作品紹介・あらすじ

ルソーの名画を楽しく鑑賞できる画集絵本。

夢と現実のちょうど中間にあるような風景を描いた画家ルソー。幻の砂漠、謎のジャングル、不思議な人、動物、木、花。さあルソーの絵の中へ宝さがしに出かけよう。絵画との新しいコミュニケーションを作る画集絵本。

【編集担当からのおすすめ情報】
「名画は、遊んでくれる」というキャッチコピーで1996年に刊行がはじまった画集絵本「小学館あーとぶっく」シリーズは、画家別13巻、『ひらめき美術館』3巻までそろい、発売から15年間で、累計発行部数70万部を超えるロングセラーになりました。
さらに、アートとの新しいふれあいを提案したシリーズとして、第47回小学館児童出版文化賞を受賞。結城昌子さんの、子どもたちにアートを広める長年の活動に対しては、2010年第50回久留島武彦文化賞が授与されました。
お子様とアートの最初の出会いに最適なこのシリーズを是非お役立てください。

シリーズ紹介ページ http://www.shogakukan.co.jp/books/series/_id_B10008
結城昌子公式サイト http://www.artand.jp/index.html

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ◆「美術」嫌いの子どもたちのとっかかりのための本。ちいさな子どもに名画への興味を持たせるのには有効かも。
    ◆もうルソーが好きな人はわざわざ手に取らなくてもよいかな。
    【2013/09/16】

  • ルソーの絵がたっぷり楽しめる。添えられた言葉も控えめなので、子どもたちの鑑賞を妨げない。ルソーの絵は子どもたちと親和性が高そうで、よい鑑賞体験ができるように思う。

  • 子どもに読ませたくて手に取った本。
    子どもが興味を持てるような切り口で解説されていてとても楽しい。
    自分自身は美術に疎いので、初めて知ることばかりでとても興味を持ちながら読めた。
    絵の鑑賞の仕方って自由でいいんだなぁ、と改めて。

    最後にルソーの略歴が説明されたページも。
    生活のために別に仕事をしながらの、日曜画家からスタートしたとのこと。50歳を前に仕事を辞めて画家への道を選んだのだとか。審査のない展覧会=アンデパンダン展を気に入って毎年出展していたとのこと。
    きちんとした美術教育も受けず、裕福ではなかったらしいけど、それでも画家を志したその情熱がすごいな。
    どのグループにも入らなかった彼は素朴派と呼ばれるらしい。確かに自由に、心の赴くままに描いてる気がする。
    ジャングルを好んで描いたみたいだけど、ジャングルには行ったことがないらしい。それでも想像力を膨らませて描いたジャングルはちょっと不思議。でもそれがまたかえって素敵だと思う。
    ルソーは妻のために作曲もしてるらしい。裕福でないにも関わらず文化的にはとても豊かだったのだろう。様々な文化人や芸術家とも交流があったようだ。きっと奥さんとも良い関係だったんだろうなぁ。
    ルソーが情熱を持ち続けて第2の人生を歩んだように、私も自分の道を見つけたいと思った。

  • コレのどこが楽しいの??って感じですが、私は美術に興味があるので 本物ではないですが 良いモノ。を子供にも見て欲しいな。と思って購入しました。
    まだ息子は2歳でしたが かなりハマった一冊です。
    このシリーズの他の本も後から数冊購入しましたが、今でも 一番好きなのは この 「ルソー」です。

  • 2011年9月20日
     
    デザイン/結城昌子、中岡一貴

  • ルソーはたくさんのジャングルの絵を書いていますが、彼自身はジャングルには行ったことがないんだそうです。
    並はずれた想像力にとても驚きました!

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

監訳*結城昌子(ゆうき・まさこ)
武蔵野美術大学卒業。アートディレクター、エッセイスト。1993年以降、子どものためのアート絵本の企画、制作をきっかけに子どもとアートをつなぐ活動を開始。「名画に挑戦」と銘打ったオリジナルのワークショップや講演、そのほか小中学生を対象とした各種コンクールの審査などを続けている。小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞、久留島武彦文化賞受賞。代表作に、『小学館あーとぶっく』シリーズ 画家別13巻、『ひらめき美術館』全3巻、(以上小学館)、監訳『直感こども美術館 見てごらん!名画だよ』『直感こども美術館 すごいぞ!ニッポン美術』(西村書店)などがある。

「2018年 『フェルメール この一瞬の光を永遠に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

結城昌子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×