シャガールの絵本―空にふわり (小学館あーとぶっく)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 44
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097271178

作品紹介・あらすじ

バイオリン弾き、曲芸師、動物たちが自由に飛び回るシャガールの絵。愛妻ベラとの恋物語を軸にして、代表作「私と村」などを紹介する画集絵本。

感想・レビュー・書評

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  • この絵本はシャガールの幾つもの絵に対して、文章を作り合わせてストーリー付けをしたものです。とは言っても、見開きの右ページに一枚の絵を、左ページに文章を載せたものなので、ストーリーとしては大変短いです。緑色の顔のバイオリン弾きが街にやってきた……とか、首が伸びちゃった……とか。絵の一部が切り貼りして文章の隙間に散りばめられていて、華やかな感じになってます。
    小学館あーとぶっくシリーズでは、シャガールの他にもゴーギャンやマティス、モネなどいろいろな画家の絵画を絵本化したものがあります。

    それで。シャガールの絵が一番ファンタジックで絵本らしくなるかな、と思っていたのですが、ページをめくるごとに(絵が変わるごとに)ストーリーが切れているので、ページを開いていく楽しみが大きく減ってしまっています。そして、絵画は絵の大きさ、絵の具の質、混ざり方、作り方、光の散乱・反射、画家の思いなどが一体となっているものですが、それが非常に伝わってこないんです。それは画集でも同じなのですが、画集では本物を見た上で、という前提があります。

    本物の名画は、もっともっと生きいきとしています。シャガールの青はもっともっと深みをもっています。額縁だって表情豊か。絵本を足掛かりとして、いつか名画と出会うようになってくれたら、素敵ですね。

  • 子供の絵本を買いによく図書館へ行くのですが、こんな素敵な絵本を見つけました。
    子供向けの本でも、大人でも楽しめるような本が良くあります。

    昔からシャガールの幻想的な絵が好きですが、お気に入りはウ"ィテブスクの眺め。シャガールは思い出と現実の入り混じった独特の世界を描いていますが、この故郷のロシア、ウ”ィテブスクの思い出を良く絵に描いています。

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