マティスの絵本 泊まってみたいな―もし、マティスホテルがあったなら… (小学館あーとぶっく)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 96
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097271208

作品紹介・あらすじ

マティスの絵を親子で楽しめる画集絵本。

ようこそ夢のマティスホテルへ。1号室は「開かれた窓」、2号室は「青い窓」と、マティスの代表的な名画をホテルの部屋に仕立てたアート絵本。マティスの色使いを見ながら仕上げていけるぬり絵もあります。

【編集担当からのおすすめ情報】
「名画は、遊んでくれる」というキャッチコピーで1996年に刊行がはじまった画集絵本「小学館あーとぶっく」シリーズは、画家別13巻、『ひらめき美術館』3巻までそろい、発売から15年間で、累計発行部数70万部を超えるロングセラーになりました。
さらに、アートとの新しいふれあいを提案したシリーズとして、第47回小学館児童出版文化賞を受賞。結城昌子さんの、子どもたちにアートを広める長年の活動に対しては、2010年第50回久留島武彦文化賞が授与されました。
お子様とアートの最初の出会いに最適なこのシリーズを是非お役立てください。

シリーズ紹介ページ http://www.shogakukan.co.jp/books/series/_id_B10008
結城昌子公式サイト http://www.artand.jp/index.html

感想・レビュー・書評

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  • マティスの絵をホテルに見立てて紹介していくのは面白い。鑑賞の邪魔にならない文が良い。

  • ▼「マチスの絵本」結城昌子。1999年小学館あーとぶっく。小学生の子供と読んだけれども、このシリーズは大人にとっても素晴らしいです。

    ▼丁度、上野でマチス展をやっていたので、その前に。マチスさんの作品は色も含めてかわいい物があ多くて素敵。赤の使い方が小津安二郎さんの感じにも通じますね。

  •  『北斎の絵本』と同じ「小学館あーとぶっく」のシリーズのマティス版。「マティス・ホテルがあったなら…」という切り口で、絵を部屋に見立てて一部屋一部屋のぞいていく。
     赤い部屋、青い部屋、黒に黄色、女性のいる部屋、などなど…。「紫色のコートを着た女性」のページでは、「この絵には模様がたくさんあるよ」と十種類くらいの模様を小さく切り出した丸が並べられていて、どこにあるかな?とクイズ風に探せる仕掛けになっていた。東京都美術館のマティス展に娘(8)を連れて行けないかと密かに目論んでいるわたくし、隣でマンガを読みふける娘に「ちょっとこの模様が見つからないんだけど、わかる?」と声をかけたらまんまとつられてのってきた。他にもクイズがあるのかと聞くので、なかったのだが「どうだろう、あるかも」と一緒に流し読み。さらに、「こっちは富士山を探せのクイズがあったよ」と北斎の絵本も見せることに成功。この絵本シリーズ、強い!
     好きだと思った絵は、「開かれた窓」「青い窓」「窓」「赤いアトリエ」。

    • なおなおさん
      akikobbさん、こちらにもお邪魔します。
      絵画のことはまるで分からないのですが、このシリーズいいですよね〜。ゴッホとか借りてみようかな。...
      akikobbさん、こちらにもお邪魔します。
      絵画のことはまるで分からないのですが、このシリーズいいですよね〜。ゴッホとか借りてみようかな。
      漫画を読んでいた娘さんもノッてきて、良かった!(笑)
      2023/05/28
    • akikobbさん
      なおなおさん、
      私も絵画わからないんですが、このシリーズの語り口なら気負わず楽しめそうです!娘も私も変わらないってことですね笑
      なおなおさん、
      私も絵画わからないんですが、このシリーズの語り口なら気負わず楽しめそうです!娘も私も変わらないってことですね笑
      2023/05/28
  • アンリ・マティスは1869年フランスに生まれた。野獣派と呼ばれたそうだが、私は知らない。マティスの絵は印象に残った物がないから。なるほど、確かに目にしていたのは間違いないが。別に、マティスホテルに泊まってみたいとは思わなかった。

  • マティスの絵をホテルの部屋にみたてています。どれもインパクトがある部屋でもし本当にこんなホテルがあったら楽しそうです。

  • 2011年10月11日

    デザイン/結城昌子、中岡一貴

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著者プロフィール

監訳*結城昌子(ゆうき・まさこ)
武蔵野美術大学卒業。アートディレクター、エッセイスト。1993年以降、子どものためのアート絵本の企画、制作をきっかけに子どもとアートをつなぐ活動を開始。「名画に挑戦」と銘打ったオリジナルのワークショップや講演、そのほか小中学生を対象とした各種コンクールの審査などを続けている。小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞、久留島武彦文化賞受賞。代表作に、『小学館あーとぶっく』シリーズ 画家別13巻、『ひらめき美術館』全3巻、(以上小学館)、監訳『直感こども美術館 見てごらん!名画だよ』『直感こども美術館 すごいぞ!ニッポン美術』(西村書店)などがある。

「2018年 『フェルメール この一瞬の光を永遠に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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