君のいる場所

  • 小学館 (2001年9月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (120ページ) / ISBN・EAN: 9784097272199

作品紹介・あらすじ

思う気持ちは同じなのに、互いの声は届かない…。人々が心に持つ光と影を鋭くみつめ、季節の中で移ろいゆく彼と彼女の心情を、詩情豊かに繊細なタッチで描いたラブストーリー。台湾から世界にヒットした大人向け絵本。ワーナー・ブラザースで映画化された。

感想・レビュー・書評

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  • 台湾の絵本作家ジミー・リャオさんが描いた大人向けの絵本。
    「彼には右に行く癖があり、彼女には左へ行く癖がある。二人はめぐり会うはずもなかった」 めぐり会うはずのなかった二人の出会い、すれ違い、孤独感がジミーさんの繊細な絵とシンプルな言葉で描かれている。「君のいる場所」はすぐ近くなのに、気づかなかったりすれ違ったりしてなかなか再会できないところが切ないラブストーリー。雑踏の絵の中から主人公の二人を探す楽しみもあって、子供と一緒に読めるかも。映画化もされているのでそちらも観てみたいと思った。

  • 〝彼女は郊外の古いアパートメントに住んでいる。どこに出かける時も、玄関を左へ曲がる癖がある…。彼は郊外の古いアパートメントに住んでいる。どこに出かける時も、玄関を右へ曲がる癖がある…。彼が彼女に会うことはなかった。同じように繰り返される毎日。街には人が溢れているのに…孤独…そんな中で、ふたりは出会った…〟季節の中で移ろいゆく若い男女の心情を、華麗なイラストにのせて詩情豊かに描かれた行き違いと切ない愛の物語。台湾の絵本作家<ジミ->の大人向けの絵本。

  • もどかしくて、切なくて…これぞ恋の王道。
    右へ行く癖のある彼と左へ行く癖のある彼女。
    巡り合うはずのない二人の運命的な出逢い。
    けれど意地悪で気まぐれな恋の神様の妨害により、二人は近くにいるのに逢えなくなってしまう。
    孤独と悲壮感漂う若い二人。
    二人の距離は近くて遠い。
    逢いたくても逢えない時間が二人の恋心を大きくしていく。
    出逢えたことも、逢えなくなってしまったことも、きっと運命のイタズラ。

    絵本の同じ頁にいてニアミスする二人を見ると思わず、そこにいるよ、と教えたくなる。
    「ウォーリーを探せ」的に、頁の中にいるはずの二人をくまなく探してしまった(彼女は分かりやすいのに彼はなかなか見つからない…)。

    逢えなくてジリジリしている二人には悪いけれど、恋にはちょっとした障害があった方が、それもいい塩梅のスパイスになって楽しい。
    これ映画になりそう、と思ったらとっくに映画になっていた。

  • 都会で孤独な生活を送る、いつも左に曲がる「彼女」と右に曲がる「彼」が出会った。固定電話しかなかった頃のあるあるすれ違いが切ないですね。スマホに慣れた方々にはピンとこないかもしれませんが。

  • 3部作の1作目。

    この本からだったら、この3部作を追っていなかったかもしれない。
    「君といた時いない時」を最初に読んで良かった。

    ジミーさん。
    追いかけてみよう♪

  • 一途だ。 再び巡り会えてよかった。

  • 運命の人には遅かれ早かれ必ず出会える、と思わせてくれる一冊。丁寧でアーティスティックな絵もとてもすき。

  • 出会いって不思議

  • とても近くにいて,とても遠い場所にいるふたり。

    決して交わることのなかった彼らの人生がぴったりとぶつかったとき,
    その歯車は急に加速し動き出す。

    けれど運命は残酷で…


    ニューヨークに住む,いまいちぱっとしない生活を送るふたりが
    長い時間・いくつもの季節 を過ごしていくその物語からは,
    Daniel Powterの"Bad Day"が聴こえてきそうだった。

  • 映画にもなったジミー・リャオの絵本です。
    さみしかったふたりがある日出会って世界が明るく温かくなるのに、交換した電話番号が雨に濡れて読めなくなってしまってその後会うことができなくなってしまいます。実は隣に住んでいるのに。。。
    会えないふたりの会う前よりももっとさみしい気持ちが伝わってきて切なくなりますが、最後に、というお話。絵の雰囲気と相まってとても良い本です。

  • これは、そういう運命の出会いだな。昔みた映画を思い出した。

  • 大人向きの絵本。3部作の1作目。絵を見てるだけでも好き。

  • 絵本にしてはながいなーと感じた

  • 日常の中の偶然をファンタジーに描いている。金城武の映画も素敵だった

  • 同じアパートの隣同士に住む彼と彼女。
    右へ曲がる癖のある彼と、左へ曲がる癖のある彼女は出会うはずがなかった。
    同じように繰り返される毎日、だが変化も起こる。
    彼と彼女が出会うのだ。

    愛らしい絵と、その中に示される平行線な二人が歯がゆい感じ。
    ストーリーはありきたりだけれど、言葉の詩的さ、絵の繊細さに惚れる。
    「信じ合う心は美しい でも揺れ動く心はもっと美しい」

  • こういう話、好きな人いるよね。私はあまり・・・絵本にしてはボリュームがある。絵は楽しかった。

  • せつなさの幸福への転換はなにか物足りない。

  • 映画「ターンレフト、ターンライト」の原作絵本。三部作らしいですが、相互に登場人物が出てきていたり。可愛らしいだけでなく、遊び心満載です。

  • 本棚整理中にマイ本再読。
    金城武さんの映画、好きだったなぁ(*^_^*)
    恋する孤独、ない時は欲しくなるけれど、あればあったで本当に切なく苦しいよね。

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著者プロフィール

高知県生まれ。埼玉県在住。翻訳絵本に『ぼく、グジグジ』『あわてんぼうさん』(ともに朔北社)『たね、ぺっぺっ』(PHP研究所)やジミー3部作『君のいる場所』『君といたとき、いないとき』『地下鉄』(小学館)など。
中国政府認定評茶員・茶芸師としても活動し、アジアのお茶どころを巡った紀行エッセイ『茶仏』がある。

「2018年 『カタカタカタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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