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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784097273240
作品紹介・あらすじ
<第7回日本絵本賞受賞>
<第51回小学館児童出版文化賞受賞>
『100万回生きたねこ』の作者として知られる佐野洋子氏の作・絵による創作絵本。くまの子どもが、久しぶりに帰ってきたお父さんと一緒に出かけ、お父さんの力強さと優しさに気づく、心あたたまる絵本です。
感想・レビュー・書評
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〝 「父さん、いつ帰ってくるの?」 「もうすぐよ。こぶしの花が咲いたらね」「あ、ひとつ咲いている。ほらほら」「あれは、白い鳥よ」・・・。とうとう、こぶしの花が咲いて、父さんが帰ってきました。「ただいま」「父さん❢」クマの仔と父さんは、しっかり抱き合いました。そのあと、父さんと母さんは、しっかりとキスをしました・・・〟久しぶりに帰ってきたお父さんとの再会し、お父さんの力強さと優しさに包まれた家族団らんが描かれた、心あたたまるお話は、『100万回生きたねこ』の<佐野洋子>さんによる創作絵本。
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こどもにとって父親って、こんな風に見えるんだなあと思う。
私は幼少期に父から愛情という物を何一つ与えられなかったから、
実の父ではなく、そとの男性に理想の父を描いた。
でも、そんな人はだれ一人としていなかった。
父という言葉にある要素を、私はどうやって得てきたのだろうか。
そんな私も、実の子ではないとはいえ、こどもたちに育てられ、
なんとかとうさんっぽいものになっていきている。
それがとてつもなく幸せである。 -
人間らしいけど熊らしい熊の親子の物語。
この父子の会話がなかなか深いなと思った。
「ねえ とうさん、ぼく、とうさんの子どもで うれしいよ。すごく とうさんらしいもの」
くまの子は とうさんを みあげて、 いいました。
「おれは ただ、くまらしいだけさ。くまだからね」
とうさんは、しずかに いいました。
お母さんらしさ、お父さんらしさって、確かになんだろうねぇ。 -
佐野洋子さんの絵本。
久しぶりに帰ってきたお父さんに
「ねえ とうさん」
と話しかけるくまの子。
「よしよし」と答えるとうさん。
お父さんに読み聞かせしてほしい絵本です。 -
中古購入
佐野洋子さんだと知らずに買ってきた
タイトルからして家の者に読ませるのがいいだろうと
今日はお父さんに読んでもらいなって言ったら
え〜 おとうさんちゃんとよんでくれないから
と苦情がきた(笑)
お父さんという生き物はなぜふざけるのか
いや 私もふざけてた
うち全体がふざけてた
それはさておき
久しぶりに帰ってきたとうさんが
とっても好きなんだなっていうのが
よく伝わってくる
とうさんは熊らしくしているだけだと言うけど
子どもが求めるとうさんを頑張っている
そんな姿も見られ
微笑ましかった
親も子も
お互いに育ててもらってるんだよね
最初のホットケーキのくだりも
最後に意味がわかって
しかもそこから成長もみられる
男同士の絆のような
なんともうらやましいシーンだった
私も慕われる親になりたいものだ -
『100人の心に響いた絵本100』の紹介文で引用されていた
この言葉に射抜かれた。
「ねえ とうさん、ぼく、とうさんの子どもでうれしいよ」
このまっすぐな言葉を口にするくまの子はどんな子で、
とうさんはどんなとうさんなのか。
表紙のふたりは、
もさもさでむっくりでステッキを片手になにやら思案顔の大きなとうさんと
そのとうさんをあこがれのまなざしで見つめるむすこ。
クレヨン画のような二匹は、美化されたきれいな姿というよりも
ずんぐりむっくりの体型で描かれている。
中表紙は、くまの家族のものと思われる三枚の大きさの違うタオルが干されているところ。
それだけで、なんだか幸せな家族だということが伝わってくる。
くまの家族が住んでいるのは、森の中。
雪が所々残っている中にある小屋。
くまの子とかあさんしかいないけど、
そこはとうさんが、ちゃんと「いる」ってわかる。
ホットケーキ6枚と言って、だめ3枚よ、
はちみつおおさじ3ばいと言って、だめ2はい
とかあさんに言われているくまの子。
とうさんが好きでまねしたくてしょうがない年頃なのだろう。
食べる量だって同じにしてみたいのね。
そこに姿がなくても、とうさんはいつも「いる」のだ。
とうさんは、冬の間、遠くに仕事に行っているようだ。
かあさんに、こぶしのはながさいたら帰ってくるよと教えてもらっている。
そして、こぶしのはながさき、とうさんが帰ってくる。
くまの子ととうさんはしっかりと抱き合い、
そのあと、とうさんとかあさんは、しっかりとキス。
離れていてもしっかりとした絆がある
大草原の小さな家みたいな家族なんだな。
とうさんは、あんまりしゃべらない。
「ねえ とうさん、さんぽに ゆこう」
「よしよし」
「ねえ とうさん、てを つないでも いい?」
「よしよし」
こんな感じだ。
橋が流されているよと言われると、よしよしと言って、
大きな木をバキッと折ると川に橋を渡しちゃったりする。
くまの子は、とうさんが、すごくてまぶしくてたまらないんだよね。
この言葉少ななとうさんが、唯一いっぱいしゃべったのが、
冒頭に引用した「ねえ とうさん、ぼく、とうさんの子どもでうれしいよ」のところなのだ。
「ねえ とうさん、ぼく、とうさんの子どもで
うれしいよ。すごく とうさんらしいもの」
くまの子は とうさんを みあげて、
いいました。
「おれは ただ、くまらしいだけさ。くまだからね」
とうさんは、しずかに いいました。
むすこの「とうさんらしい」という言葉に対して、
自分は「くまらしいだけさ。くまだからね」と答えるとうさん。
くまらしいという言葉は、ニンゲンらしいに置き換えるよりも、
自分らしいに置き換えたほうがしっくりくる。
とうさんという役割でいるわけではなくて、
ただ自分は自分でいるだけだよと答えているのではないだろうか。
さて、このとうさんの言葉を聞いたあとのくまの子の変化がかわいらしい。
とうさんのメッセージが伝わったのだろう。
ここに描かれているとうさん像、家族像は、古風に見える。
だが、何も男は黙って・・・しなさいということではないだろう。
どんな父であれ、息子は見ている。
そして、確実に影響を受けるだろう。
別に無口で力持ちじゃなくてもよい。
自分なりの自分と自信を持っていえる生き方ができればそれでいいのではないか。
親の自然な自己肯定は、まっすぐな親の肯定となって子どもから戻ってくる。
そして、子ども自身の自己肯定となって子ども自身の中に根づくのだ。
本書はおとうさんのための絵本でもあるのかもしれない。-
「おとうさんのための絵本でもあるのかも」
知人が、おとうさんの見本みたいだなーって言ってました。
今の「おとうさん」は、言葉も見せ場も少なく...「おとうさんのための絵本でもあるのかも」
知人が、おとうさんの見本みたいだなーって言ってました。
今の「おとうさん」は、言葉も見せ場も少なくなりつつあるのでしょうか?存在感の示し方が伝われば素晴しいですね!2012/09/24
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●読み聞かせ。
●熊の父子のお話。熊のとうさんが子を肩車するシーンがあったので、肩車して読んだ。 -
0y5m
反応はまあまあ。
クマだからクマらしく生きるというセリフが好きでした。 -
少し長めの話で興味がなかったようですが、最後まで聞いてくれました。
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海外子女財団本。久しぶりに帰ってきた父さんと散歩。橋のない川に木を折って橋を渡す父さん。お父さん、くまらしいよ!
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おもしろかった。かわいかった。
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ようちえんでかりたほん。
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強くたくましい父さん熊と子熊の、静かながらも暖かい心の交流。夫婦愛。
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Yさん紹介本。
こぶしの花が咲いたらとうさんがかえってくる、というところがとても印象にのこる。季節を教えてくれる花の本。
「こぶしの花かと思ったらちがう・・・」
「結局、こぶしの花が咲いたところは描かれてないね?」 -
海外子女財団本。久しぶりに帰ってきたとうさんと散歩。橋のない川に木を折って橋を渡すお父さん。お父さん、くまらしいよ!
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おとうさんくまに憧れるくまのこ。ひさしぶりに会うお父さんとの楽しいひととき。
C8771 -
3歳3ヶ月の娘へ読み聞かせ
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お土産をたくさんもって仕事から帰ってきたクマの子のお父さん。
お父さんは力持ち。
クマらしいクマ。
コグマはお父さんのようなクマになりたと思うのだった。
著者プロフィール
佐野洋子の作品
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