地下鉄

著者 :
制作 : 宝迫 典子 
  • 小学館
4.03
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本棚登録 : 205
レビュー : 31
  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097273622

感想・レビュー・書評

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  • ジミーさん素敵!不思議な世界観を持つ絵は勿論のこと、宝石のように輝く詩がとても美しい(*´∇`*)♪主人公を盲目の少女にしたのは、現実から目を背けてさ迷う現代人の象徴なんでしょうね。「つまずきぶつかってやっと気づく 求めるだけでは手に入らないのだと 私は帰ろう私の世界へ うわさ話などあとに残して」という言葉が好き。でも読むたびに心に響く言葉が変わるんだろうな〜という印象を受けました。辛く哀しい気持ちに陥った時、そっと傍にいてくれる、優しさ溢れる素敵絵本です♪他の方の感想で、『君のいる場所』の男女、『君といたとき、いないとき』の月と少年、彼等が登場していることを知りました(O_O)!よく見ると、『君の〜』の二人はちゃんと逆方向に歩いていたり、『君と〜』の少年は月を抱えていたりと、前2作ファンも楽しめる工夫がされていて良いですね〜♪ジミーさんの絵本、ますます購入したくなってきた…!でも本屋で見つけるの困難らしい(-.-;)素敵な作家さんなのに勿体ないな〜。

  • 誰もが傷つき、希望を失った時、心を閉ざし、自分の殻に閉じこもってしまう。そう、誰もがそれ以上に傷つきたくないがため自己防衛するのです。意気地なし! 弱虫!っていわれても、傷つけず守り通したい心や命のためにそうする事ってあるのです。でも、そこから一歩踏み出さなければ希望は見えてこない事もわかっている。
    見るべき大切なものを本当に私たちは見ることができているだろうか。盲目の少女には大切なものが見えていると思う。

  • 色鮮やかな絵がとても印象的な、優しいお話。胸がぎゅっとなる時もあるし、悲しい気持ちもあるけれど、光が見えるようなお話。とても好き。
    2016/1/9

  • ターンレフトターンライトから。3部作がそれぞれ呼応していて素敵!人物の差別化に感動します。

  • 久しぶりに読んで見た
    よかった

  • 表紙をパッと見ただけで、「ああ、この絵本の主人公の少女は目が見えないんだな・・・」と分かります。
    白い杖をついて、黒いメガネをかけている少女。

    15歳の少女はある日、地下鉄の入口で天使に「サヨナラ」と言われ、少しずつ目が見えなくなりました。
    そんな少女が地下鉄に入ったり、出たりする風景が繰り返し描かれている絵本。
    ほとんどが絵で、文字は上部にちょっとあるのがほとんど。

    この本を見ている内に、目の見えない人の風景はこんな風なのかな・・・とふと思いました。
    目が見えているなら、いつも乗る地下鉄は同じ風景のはず。
    だけど、彼女の風景はいつも違う。

    それはとても色鮮やか。
    だけど、心弾むようなものだけでなく、不安を感じたり、孤独を感じるものもある。

    そのひとつひとつの絵が本当に個性的で、感性の素晴らしさを感じるもので、これを言葉で伝えよというのは無理だと思います。
    何が・・・と結論の出るような絵本ではなく、感じる絵本だと思いました。

  • 絶望に打ちひしがれたとき、誰もが自分の中の暗闇を歩くのだと思う。本の原題は「Sound of Colors」。盲目の少女が迷い、辿り着く色鮮やかな世界。

  • 絵本。
    視力を失った少女が、地下鉄を進み生き方を見つめる話。
    違うかも。

    色が綺麗。
    ところどころにいる得体の知れないものとともに、それは少女が見ているものなのだろうと思う。

    星の王子さまがいた。

  • ほとんど絵なんだけど 時間をかけてじっくりページを繰りながら読みました。
    ジミーの絵本大好きです。

  • 図書館で中国語版の原書を漢字をたよりに読みましたが、なんとなく内容は分かりました。絵に魅力を感じます。ページ数の多さも内容も、明らかに大人向けに書かれた絵本と思います。あまりはっきりしたストーリーじゃないので、主人公の心の中でぐるぐる回ってる気持ちを感じ取れるか?が分かれ目でしょうか。日本語版の方が本の作りが簡略(原書は表紙が絵本らしく硬い)ですが、まあ、値段が高くなるんでしょうけど。

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