- Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
- / ISBN・EAN: 9784097276111
感想・レビュー・書評
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「約束された幸せ」ですって? 彼にとって、束縛でしかなかったじゃないですか。「あなたは、あなたらしく」自分で選ばなければならない、と、生えてきた翼は叫んでいたに違いありません。
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しあわせってなんだろうって
考えさせられる絵本。 -
地位、名誉、財産、家庭とすべてを手に入れた男にある日、翼がはえた、ところから始まるお話。閉塞と自由、孤独と希望、すべて自分の中にあるものなんだ、と僕は感じました。感じ方は人それぞれで、百人いれば百人が考えさせられる、それがいい物語なんだろうなあ。
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この絵本自体があるがまま受け入れるべきものなのか、それとも、何かしらのメッセージが含まれているのか。
林懐民氏に宛てたメッセージがあるのだろうか。 -
幸せの翼…翼がはえて幸せだったのかな?
ちょっと考えさせられるお話です。
でも 絵が好きだから 眺めてるだけで幸せ♪ -
全てを備えた「彼」に天使の翼が生えて
ラッキー?不幸?
本当の幸福って・・・
院生アルバイトスタッフ -
大人向けの素敵な絵本です。
地位や才能、家族など、人生の全てを手に入れた男。
そんな男の背中に、ある日突然、羽が生え、どんどん大きくなってきます。
それまで人々の期待を裏切ることのなかった男に、今度も「早く飛べ」という、
皆の期待が高まり・・・。
「本当の幸せとは何なのか?」「永遠の幸せとは?」ということを、
深く考えさせられるお話です。
著者の優しいメッセージが胸を打ち、「また明日もがんばろう」という、
勇気や元気をもらえる、そんな絵本。
自分自身について振り返る、いいチャンスになるかも・・・。
絵の方も、とても色彩がきれいなんですよ。