これが鳥獣戯画でござる: 小学館あーとぶっく ニッポンのわらいの原点

著者 :
  • 小学館
3.91
  • (10)
  • (14)
  • (8)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 157
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097277095

作品紹介・あらすじ

甲巻全公開!子供がはじめて触れる名画絵本

【子供の可能性をぐんぐん伸ばす! 学習教材にもなる!】

世界累計250万部。大人気の小学館あーとぶっくシリーズに
ついに日本最古のマンガが登場。
動物たちが大暴れする楽しい「鳥獣戯画」に触れてみよう。



【国宝だって!ニッポンの元祖マンガだって!?】

世界に誇る「鳥獣人物戯画」は、日本の国宝。
京都・高山寺所蔵の日本の名作だ。
マンガの原点とも言われている。

「ウサギとカエルが相撲とってる?」
「弓矢で対決でござる!」
「対決のあとは、うたげでござる」

擬人化された動物たちのとびっきり楽しい運動会に宴会。
人間様も顔負けの楽しい大わらいの暮らし。

そう、これぞ元祖マンガ、日本初のマンガの
楽しい絵巻ものなのでござる!!!



【人気の甲巻を全公開。学習要素も満載!】

本書は、動物たちが大暴れの甲巻を全公開。
珍しい乙・丙・丁巻も掲載しています。

さらに。小中学校の学習教材にもおすすめです
動物のキャラづくりの話、筆使いの話、鳥獣戯画の「なぞ」など
あらゆる角度から楽しめる解説つき。

だから、学校や自宅での学習教材としても役立つ、
大人でも楽しめるのでござる!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 鳥獣戯画展で販売していたらしい、鳥獣戯画の本は見たことがあったけど、これは子供向けだから分かりやすい説明も付いていて楽しい。
    鳥獣戯画つていうと、このウサギさんとカエルさんのイメージだけど、鳥獣戯画ってそれだけじゃないんだよね。

  • タイトル「これが鳥獣戯画でござる」丸っとした字体が、すんご~く好き!!

    「鳥獣戯画という絵がある!」と知るための絵本。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    鳥獣戯画の甲巻をベースに、「鳥獣戯画」という作品を、絵本仕立てにして紹介した本。
    「鳥獣戯画」という絵をまったく知らない人にとっては、「あることを知る」ための貴重な1冊と言えます。
    知らなければ、ないのとおなじ、ですからね。

    小3の娘に読み聞かせをしましたが、ページの隅にあるミニ解説まで全て読んだので、15分くらいかかってしまいました。
    ただ、そこを飛ばして読めば、年長さんくらいからでも楽しめる絵本だと思います。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    それにしても、この甲巻の動物たちを形づくる飄々とした曲線…すごく好きです。
    そこには「うまく描こう」「大会に出て賞をとろう」とか、そうした野心をいっさい感じず、絵を描くこと自体を楽しんでいる絵師の姿が想像できます。
    ゴテゴテと細かく描きこむのではなく、すっとひかれたシンプルな線に、絵師の心の余白のようなものを感じ、絵を見ているこちらの心も、なんだかのんびりしてきます。

    また本書タイトルは丸みをおびた筆文字のような字体なのですが、またこの字体がすごく好みでして、見た瞬間「この字、好きっ!」となってしまったのでした。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    「在ることを知る」ことで、人生の選択肢は広がっていきます。
    知ったその先に、その道を選ぶかどうかは本人が決めることですが、その前提となる「在ることを知る」ための本は、そっと傍らに置いていきたいものだなあ…と思います。

  • とっても有名だけど、実はじっくり見たことがなかった
    鳥獣戯画

    構成から内容から
    こども向けにわかりやすく描かれた一冊。

    展覧会などで見る機会があるなら
    さらっとこの本で予習してから行くと
    一層楽しめる

    そんな一冊

  • 甲乙丙丁…こんなにあったのね!全部一括りに考えてたから、動物だけじゃない。変だな〜と思ってた。2021年の一般公開、行きたかったな!

  • 文章にリズムと勢いがあって、あっという間に読めてしまう。長い時間を経て、作者も違うけれど、同じ本として国宝になっている鳥獣戯画。生きている間に全貌が明らかになるかな…なるといいな…

  • 大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
    https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/683805

  • 楽しく読んで知ることができた。
    6歳と小3の娘も楽しかったようで、じっくりと眺めていた。

    甲巻全公開!子供がはじめて触れる名画絵本
    世界累計250万部。大人気の小学館あーとぶっくシリーズについに日本最古のマンガが登場。
    動物たちが大暴れする楽しい「鳥獣戯画」に触れてみよう。
    【国宝だって!ニッポンの元祖マンガだって!?】
    世界に誇る「鳥獣人物戯画」は、日本の国宝。京都・高山寺所蔵の日本の名作だ。マンガの原点とも言われている。

    「ウサギとカエルが相撲とってる?」
    「弓矢で対決でござる!」
    「対決のあとは、うたげでござる」

    擬人化された動物たちのとびっきり楽しい運動会に宴会。人間様も顔負けの楽しい大わらいの暮らし。
    そう、これぞ元祖マンガ、日本初のマンガの
    楽しい絵巻ものなのでござる!!!

    【人気の甲巻を全公開。学習要素も満載!】
    本書は、動物たちが大暴れの甲巻を全公開。
    珍しい乙・丙・丁巻も掲載しています。
    さらに。小中学校の学習教材にもおすすめです
    動物のキャラづくりの話、筆使いの話、鳥獣戯画の「なぞ」などあらゆる角度から楽しめる解説つき。
    だから、学校や自宅での学習教材としても役立つ、
    大人でも楽しめるのでござる!

  • 良かった

  • カエルやウサギが人間みたいに足で立って、相撲や的当て対決をする不思議な絵巻物「鳥獣戯画」。鳥獣戯画は今のマンガやお笑いのご先祖様だった?!
    (一般担当/道明寺P)

  • 鳥獣戯画に触れる最初の1冊としてとても良く、子どもにも読ませたい。
    「小学館あーとぶっく」他の本も読んでみようと思う。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

監訳*結城昌子(ゆうき・まさこ)
武蔵野美術大学卒業。アートディレクター、エッセイスト。1993年以降、子どものためのアート絵本の企画、制作をきっかけに子どもとアートをつなぐ活動を開始。「名画に挑戦」と銘打ったオリジナルのワークショップや講演、そのほか小中学生を対象とした各種コンクールの審査などを続けている。小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞、久留島武彦文化賞受賞。代表作に、『小学館あーとぶっく』シリーズ 画家別13巻、『ひらめき美術館』全3巻、(以上小学館)、監訳『直感こども美術館 見てごらん!名画だよ』『直感こども美術館 すごいぞ!ニッポン美術』(西村書店)などがある。

「2018年 『フェルメール この一瞬の光を永遠に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

結城昌子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
辻村 深月
鈴木 のりたけ
スーザン・ヴァー...
中川ひろたか
ヨシタケシンスケ
ラッセル・ホーバ...
ヨシタケシンスケ
ヨシタケシンスケ
ヨシタケ シンス...
ジョーダン・スコ...
ヨシタケシンスケ
ヨシタケシンスケ
ヨシタケ シンス...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×