耳なし芳一

  • 小学館
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本棚登録 : 66
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097278528

感想・レビュー・書評

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  • 別冊太陽『こわい絵本』選書  

    「今を去ること七百年あまり昔、下関の壇の浦で源平の戦いがありました。平氏と源氏との長い争いに決着をつけるべき最後の一戦でした。」
    「琵琶の弾き語りの名手と評判の盲目の芳一。得意とする曲目は源平の戦記ものである。ある晩、平家終焉の地、赤間ヶ関の阿弥陀寺で一人留守番をしていた芳一は、訪ねてきた武士に同道し、とある立派な屋敷の大広間に招き入れられる。でも実はそこは墓地で、芳一は壇ノ浦でほろんだ平家の怨霊に取りつかれてしまうのである。」

    美しくも怪しい絵が圧巻。

  • これは以外に絵本で見るのがいいかもしれないですね。

  • 2018年8月11日

    デザイン/桜庭文一+ciel inc.

  • 耳なし芳一を知らなかったムスメに、図書館で借りてきて読んであげました。源平の合戦を知らないと理解するのは難しいかな。耳なんて目立つのになんで忘れたの〜?と娘。言うな。

  • 話の内容は知っていたけれどちゃんと読んだのは初めて。とても由緒正しく怖い。

  • H24年5月 6-1(かいつまんで)

  • この本ではなかったけれど、保育園だったか、小学校一年生だったか、先生がみんなを集めて、楽しそうな顔でビリビリに破けた分厚くて大きい本を取り出して、教室の電気を消して、おもむろにお話を聴かせてくれた。
    お話以上に、こどもの怖がっている様子を楽しそうにうかがっている先生が怖かった。

  • ★★★★☆
    画面から伝わってくるのは、恐ろしいまでの静けさ。
    (まっきー)

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著者プロフィール

(1850年-1904年)ギリシア生まれ。作家。ラフカディオ=ハーン。1869年アメリカへ渡り、新聞記者に。ハーパー社の通信員として、1890年4月4日来日。島根県松江尋常中学校へ英語教師として赴任。1890年12月、小泉節子と結婚、日本に帰化し、小泉八雲と名をあらためた。節子夫人から聞く日本につたわる話を集め、工夫をこらして物語にし、『Kotto(骨董)』『kwaidan(怪談)』などの本にまとめた。

「2008年 『耳なし芳一・雪女 新装版-八雲 怪談傑作集-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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