にぎりめしのすきなだいじゃ (松谷みよ子の子どもに伝えたい日本昔話)

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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784097472247

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  • 自分の息子が12歳で大蛇にのまれて死ぬという運命だと知った父親。
    息子が12歳になったある日、
    村の仕事へ息子をだす時に
    山のようなおむすびを持たせてやった。
    息子はあらわれた大蛇におむすびを次々にくわせ、
    とうとう大蛇はお腹いっぱいになってしまい命を助かる。
    という話。

    いろいろと謎があるが、説明がないところが一層不思議感を出す。
    さくっと短い幕切れも昔話らしくてよい。

  • いかにも、っていう昔ばなし。
    紙芝居でも面白そう。

    タイトルを読まずに内容を読み始めると、
    どうなっちゃうの?っていうワクワク感が増して
    より楽しめるんじゃないかなって思ったり。

    本自体がしっかりしていて、とてもよかったです。

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著者プロフィール

1926年、東京生まれ。1944年頃より童話を書きはじめ、1956年、信州へ民話の探訪に入り、『龍の子太郎』(講談社)に結実、国際アンデルセン賞優良賞を受ける。以来、民話に魅せられ創作と共に生涯の仕事となる。日本民話の会の設立にかかわり、松谷みよ子民話研究室を主宰。著書に『女川・雄勝の民話』(国土社)『日本の昔話』『日本の伝説』『昔話一二ヶ月』『民話の世界』(共に講談社)『現代民俗考』8巻(立風書房)など。

「1993年 『狐をめぐる世間話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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