がさつ力 (小学館よしもと新書 ち 1-1)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 18
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  • / ISBN・EAN: 9784098235025

作品紹介・あらすじ

驚異のコミュニケーション術を初公開!!

空気を読み過ぎて疲弊しがちな現代社会にこそ、「がさつ力」が必要だ!

「ズカズカ踏み込んでいったほうが、相手も本音で話すし、
深いところまでわかり合えるでしょ」と語る著者は、
言語や文化の違いを超越した、
圧倒的なコミュニケーション術で数々の伝説をつくってきた。

その裏側には、生まれ持った合理性と、
意識的に育ててきた対応力がある!

本書には、誰もがマネできて、
人生がもっと楽しくなり、毎日が刺激的になるメソッドが満載だ。

感想・レビュー・書評

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  • 等身大の自分が、愛おしくなる読後感。
    予想をはるかに越えて、大人から子どもまで、よりよく、より充実した、納得できる人生を送るためのヒントをわかりやすく書いてくれている一冊だと思った。
    がさつは、半分元々、半分は意識して。
    読みながら、なんて頭のよい人なんだろうと思った。パワフルなことと、ギラギラしていることは別なんだとわかる。
    効率や筋を大事にしていることも、共感しやすい。
    挫折を感じている人が読むと、あれ?こんなの挫折じゃない?と思えるのでは。挫折なんて凹んでる間に一歩前に進まなくちゃ。そう思わせてくれる、せいじ節が心地よい。読めてよかった!

  • 千原兄弟の兄の一冊。

    『世界行ってみたら』でアフリカの各国で現地の人と仲良くなっているが、そのバイタリティと人に溶け込む能力の源泉を知ることができた。

  • 理屈をこねる前に動く。行動しよう。コミュニケーションをとろう。
    わかりやすい自己啓発本。仁があるだけに説得力あり。

  • 雑な人に見えて、めちゃくちゃ自分のことを冷静に見ている理論派だと思った。
    わからないことはわからない、できないことはできないと言うこと。大人になるとつい、自分を小さく見せたくないとか、つまらないこと考えてしまいがちだけど、そんなことで悩むならすぐ動けと。そんなことで人からの評価が変わるわけでも、嫌な気持ちになることなんかほとんどないと。
    言われて見ればそりゃそうだ。ややこしく考えずシンプルな生き方をしないとね。

  • 共感することばかりで、とても楽しく読めた。その中でも、特に説得力があると思ったのは、やはり海外での経験談。成功例ばかりでなく、失敗例もきちんと書いてくれていて、異文化コミュニケーション論としてすごく参考になると思う。
    私もせいじさんを見習って、がさつ力を磨いていきたい。

  • ものすごく斬新な事が書いてあったりする訳ではないんだけど、あんまり自分を大きくも小さくも見せようとしてる感じが無くて、色々な事をちゃんとしっかり考えてて、しかもそれを簡潔に分かりやすく伝えていて、TVで見てても「この人意外と細やかなんだろうな?」って感じたアレがしっかり出ててよかった。

  • 読むと印象が変わる。 テレビなどでは何も考えていないように見えるし、それこそ「がさつ」に見える。 しかし実際はそのがさつさの裏に配慮や合理性があり、それを知るととても賢い人に見え納得する。 全く同じ内容を別の人が書いてもそこまで響かないと思うけど、テレビなどでの印象がある分、説得力がありかなり良い本に思えた。

  • 千原せいじ、実は結構好き。
    この本を読むと、千原せいじが単なる『がさつ』な人ではないのだなぁと気付きます。

    遠慮や迷いは、人生の時間の無駄遣い。
    今まで、そんなふうに考えたことなかったな~。

    明日からがっつり行こう。うん。

  • 新書シリーズは定着して増えていくものもあればどんどん先細っていくものもある。

    よしもと新書は「火花」の又吉直樹をひっぱりだし「夜を乗り越える」でスタート。

    さてどれくらい伸びていくことができるか。

    この本は千原せいじのコミュニケーション術につての本。

    「がさつ力」なんて言葉だけ聞くと粗雑なイメージがあるが書かれていることはすごく納得できる話ばかり。

    人に嫌われるということの大切さがよくわかり、まさに「嫌われる勇気」ですね。

    千原せいじと同じ生き方を出来る人ばかりではないと思うけど、人生を力強く生きる為のアドバイスとしては非常に優れた本です。

    おすすめです。

  • あの人気芸能人が書き下ろした。「思っていることを言わずに逃げてしまったらずっと逃げ続けることになる。理不尽だと思ったら文句を言った方がいい!」
    メンタルの弱い人が多くいる日本に送る一冊!

  • 芸人、千原せいじが「コミュニケーション術」について語った本。外部の人とほぼ接点のないマサイ族ともすぐに打ち解け、人に懐くことはないと言われている野生の猿とも牡蠣を分け合う仲に…なぜ彼にはこんなことができるのか、そのヒミツが明かされています。人に気を使いすぎたり、嫌われることを恐れている人には、「こんな考え方もあるのか!」と目からウロコな一冊です。

  • 千原せいじ、率直で一貫した信念、すごいですよね。コミュニケーションスタイルや、でかい失敗をしても「死ぬことはないな、このくらいのことで」と思うことで十分、といった考え方など、とても参考になります。

    あまり自分に自信をもてない、という学生に読んでほしいな、と思いました。気楽に読めますよ。

  • まあまあ

  • 行き詰ると、本に答えを求めてしまいます。

    気がつけば、机の上は、読みかけの本が山積みです。

    そんな中、くしくも手にとってしまった一冊が

    千原兄弟の、兄、千原せいじさんの「がさつ力」です。

    小学館よしもと新書 2016.8/1

    現地の言葉が話せるわけでもないのに、

    世界中、どこへ行っても、溶け込んでしまう姿は、

    テレビを見ていて、いつも羨ましいなあ、と思っていました。

    千原せいじさんが、あらゆることに意見し、

    関わりを持つことができるのは、「がさつ力」の賜物ですが、

    その背景には、行動する、まめさがあります。

    私は、この点を大いに見習いたいと思いました。

    「がさつ」とは対義にある「奥ゆかしさ」を装って、

    意見をいわない、

    見て見ぬふりをする、

    係わり合いになることを避ける

    行動しない

    「事なかれ主義」の方が、

    物事に対する姿勢としては、よっぽど荒っぽい、

    こちらの方がよほど「がさつ」だよなあ、なんて思いました。

  • 6章が読み応えがあった。

  • 本屋さんで見かけて「面白そうだな」と思って購入。

    「がさつ力」というタイトルなのに内容は「がさつ」ではない。

    そして文章も「がさつ」ではありません。

    ちゃんと考えて行動してるんですね。

    意外に知的な人で、ちょっと驚きました。

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著者プロフィール

芸人。1970年1月25日生まれ、京都府出身。1989年に弟である千原ジュニアとコンビ「千原兄弟」を結成。テレビ番組等の企画等でこれまでに70ヵ国以上を訪問し、卓越したコミュニケーション力が話題となる。2018年にメンタルケアカウンセラーの資格を取得。2021年、貧困・就学困難への支援や国際協力の推進等を主な事業とする一般社団法人ギブアウェイを設立、代表理事となる。著書に『がさつ力』(小学館)、『プロに訊いたら驚いた! ニッポンどうなん?』(ヨシモトブックス)がある。

「2023年 『無神経の達人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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