ルポ 中国「欲望大国」 (小学館101新書)

著者 :
  • 小学館
3.04
  • (1)
  • (6)
  • (11)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 45
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098250127

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 日本でもネット廃人とかになっている人がいて
    メディアに取り上げられていたが、中国も結構、深刻の模様。

    バーチャル結婚したり、ネットカフェに通うのを
    止められたから親を刃物ので刺す話とかショッキング。

    アンディラウをおっかける娘の浪費を止められず
    自殺した父親の話とか悲しい。

  • ・3/29 すぐ読み終えてしまいそうだ.それぞれの事件が広い中国のごく一部のものだと分かっていても、かえって世間に明らかになっていない事件がもっとあるだろうことを考えると、本当に大丈夫かと心配になる.
    ・4/2 読了.事実を知るのはいいけどやっぱりその裏にある背景と今後の展望を知らないと真実は見えてこないもんだと実感した.まあ唯一無二の真実なんて無いような気がするけど.心配はいらないんだろうな、きっと.なるようになって、それはそんなにひどいもんでもないのかも.

  • 現代中国の事件や統計データなどを刺激的な文章で紹介するルポ。

    驚きのニュースが多く、どこまで本当なのかと疑ってしまう。
    筆者が取材に行ってるようなので本当らしい。しかし、北京での
    殺人事件の検挙率2007年は11% などのデータは、正直言って引きます。

    中国の全てがこんな感じだとは思わないが、北京オリンピックの
    正のイメージだけでなく、このような一面もあるのだなと
    知るのには良い本だと思います。

  • 中国経済が発展していく途中で起きて いるだけのこととは思えない実情が見えてくる。
    しかし、だからどうしたらいい んだというもう一つ突っ込んで書いてほしかったと思う。

  • 富める者から貧しき者への還流は、売春でありドラッグであり違法行為であり・・・。中国の貧富の差をルポ形式で描くけど、これって日本でもあるでしょ? 

  • 確かにこれは中国の一面の真実です。この振幅の大きさが中国という国をわかりづらくしているわけですが、少なくともこういう面もあるということだけは知っておいた方がよいと思います。

  • ルポとあるだけに著者が自分の足で現地に出向き直接当事者に取材した内容が紹介されている。
    ?「二奶」と呼ばれる”妾”業の実態。
    ?若者を中心に蔓延するネット中毒に関連した事件。
    ?学歴偽装や替え玉受験の横行とそのビジネス、麻薬ビジネス。
    ?改革開放後の中国に見るいくつかの過激な人種。アイドルおっかけの「追星族」などテーマ的には散漫なおまけの章。

    ルポを通して、何であろうと生きるためなら手段を選ばない中国人のメンタリティーが狂気的に感じられる。
    ?で取り上げられるネット関連の刑事事件は世界的な社会問題ではあるけど、中国全土のいたるところで目にするネットカフェは比較的安価で利用でき、格差レベル、教育レベルにほとんど関係なく入り浸ることができる事実があるため、本書で取りげられたような例の殺人事件はこの広い中国でたいした注目を集めないままはこびっていることは想像できる。また、本書のすべてのテーマのベースにこの巨大なネット社会がある。
    政府のネット検閲は思想弾圧のためという印象が強かったけど、当然ながら??のようなアンモラルなビジネスの取締りにも大きな意味があることを再認識。
    言論の自由が許されない独裁中国で底辺の民衆がネット上で力を持ち始めていることに漠然とした希望を感じていたけど、社会的圧力のもとで中国人特有の個人主義が歪んだ形で力を発揮し、結果犯罪の温床を生んでいるという一面を見ることができた。

    09.2.8

  • 過度にセンセーショナルにもならず、かと言って表層を切り取っただけの薄い論評でもなく、体当たりの取材に基づいたバランスの取れた内容。
    2008年執筆と少し古いものの、現代の中国が抱える問題を鮮明にあぶり出している。
    2016年の今、事態は更に悪化しているのだろうか?余りの拝金ぶりの蔓延に、一部で孔子の教えが脚光を浴びているらしい。この本を読むとその理由がわかるような気がする。

  • 中国の闇について知りたくて読書。

    最近、日本の報道番組で見かける著者。タイトルにルポとある通り中国の闇の部分を取材して伝えている。いずれも現代中国の一面。今の中国を考えるためにいい資料となる。

    中国の抱える問題は根深いなと考えさせられる。中国の都市に住んでいると地方や田舎はまるで別の国ように違っているのだと思われる。知らないことが多すぎる。

    同じ北京大学に在籍してた元カリスマ留学生とは違い、しっかりと調査し、現実を教えてくれる。

    読書時間:約1時間5分

    本書は知人からいただいています。有り難うございます。

  • 中国の若者や富裕層の実態。
    ここで、描かれている中国人に共通しているのは、自己中心的だということ。
    この本だけで、中国人を判断するのは危険だが、こういう人々が存在するという認識は持っていて損はないだろう。

全12件中 1 - 10件を表示

富坂聰の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする