虫捕る子だけが生き残る~「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか~ (小学館101新書)

  • 小学館
3.65
  • (7)
  • (18)
  • (15)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 172
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098250141

作品紹介・あらすじ

解剖学者として、広い見識を持つ知識人として『バカの壁』をはじめとする数々のベストセラーを送り出している養老孟司。生物学者として、構造主義生物学論にとどまらない環境問題や人間の生き方についての著作でも知られる池田清彦。フランス文学者として、ヨーロッパや日本の文化、そして都市環境への高い関心を持ち、『ファーブル昆虫記』の翻訳も手がけた奥本大三郎。その3人が「虫好き」というたったひとつの共通項をもとに、子どもたちの正しい育て方と、人として生きるべき方向について語り合った。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自分は虫捕る子ではなかった。本の中に出てくる昆虫の名前はほとんど姿がイメージできなかった。
    3人の、「昔は良かった。今の人たちは、、、」みたいな感じはしなくもない。でもそれもわからなくもない。自分の生きた時代とは違う環境を生きてきた人の感覚を垣間見れる。でも生物としては同じ人間だし、特に3人は生物に関わることに携わっているわけだから、こその説得力はあった。
    頭でっかちにはならないようにしようと思った。それから自分も地球上に生きる人間という生物であるという謙遜さを持とうと思った。

  • 印象深い話が多かった。極端だけれども、虫が愛おしくなった。

    ・絶対音感を失った方が得。
    ・個性教育なんて言うこと自体が矛盾なんですよ。教育できるのは概念の方であって、個性を磨くには外へ出るしかないんだ。
    ・現代人という品種はものすごく鍛えに鍛えた、肝試しのすんだ品種。

  • 虫のこと、現代人のこと。「ディテールこそ大事」「真実は単純、事実は複雑」「概念ではなく、感覚と細部が大事」という視点は新鮮。 自分の子供にはもう遅いから、孫ができたら努力してみるか。自分も小さな頃は平気だったけど、だんだん大人になるにつれ苦手になってきたんですよねー。

  • 自然科学者のこういう井戸端会議ものは、興味深い話がどんどん出てきて面白い。虫とりをナメるべからず。

  • また育児中の敏感な母親が反応するような題を(笑)虫好きな3人の座談会形式。頷く箇所いくつかあり。生き残るかどうかは知らんが、虫捕りや飼育を通して学ぶことって多いよね。虫を通して木や風や土を知るもの

  • ザ・虫サロン。大の虫好き、通称”虫屋”の御大3名が、虫と社会についてのあれこれを、茶をすすりながらのんびり雑談しているかのような一冊。奥本先生が虫食いについて話をふっているのに、残り2名は華麗にスルー。切ない!

  • すっかり゛頭でっかち゛に育ち中の息子ですが(>_<)
    わんぱく&大自然、バンザイ♪

  • 読んでやろうじゃないの

  • 『三人寄れば虫の知恵』と内容は似た感じですが…

    ”キノコは茹でれば何でも食える”

    という記述に目が点!

    やってみたいですが、ちょっと勇気が出ません。

    スズメバチを平気で捕まえるような人が言うセリフじゃないってか(笑)

  • 虫屋は、やっぱり虫中心に物事を考える。めづるものと思うか、敵と思うかだよね。昔の子の方が良かったって言ってしまうのは辞めよう、人だって進化中なんだから。

全18件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

解剖学者、東京大学名誉教授

「2020年 『AIの壁(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

養老孟司の作品

虫捕る子だけが生き残る~「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか~ (小学館101新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする