表現の自由と第三者機関 透明性と説明責任のために (小学館101新書)

  • 小学館 (2009年8月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784098250462

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  • 表現の自由を守るためにはメディアの自律が重要であり、その方法として第三者機関がある。その第三者機関について必要性と効果、外国の事例を挙げている。又、新聞・放送・雑誌の違いと、それぞれへの規制と倫理について比較している。
    本文中で過去の著作物を度々挙げるが「こちらにも書いている」だけなら一々読ませないでほしい。参考文献に挙げておけば十分では無いのか、と思いなが読んでいたが何故か参考文献のページが無いのでこのせいかもしれない。
    結論は恐らく次の通り。
    表現の自由をアクセルとするならば、第三者機関、すなわちメディア倫理とその自律がブレーキであり、この両軸の上にメディアの意義が達成される。

  • 参考文献

  • 結局のところよほど強い圧力がかからない限り
    これって改善できないような気がします。
    テレビ離れが進んでいくとますます過激なことやって
    つろうとするしねぇ。
    たちが悪いです。

    日本のレイティングは確かに
    不足のような気がします。
    音楽関連は特に。
    規制の議論がまず残念だもの。
    洋楽(ある特定ジャンル)は
    おそらくこれだと選考からもれます。

    訳するととんでもないどころか
    えげつない以外の何物でも。
    いっそのことそれ関連は
    15歳以上とか18歳以上推奨とか出ないと
    本当にきつい。
    (その国では大体規制物)

    特に意見を提示しているわけではないので
    注意。

  • [ 内容 ]
    表現の自由、言論の自由は尊重されなければならないが、一方で名誉毀損、人権侵害などメディアによる問題事例が後を絶たない。
    また、損害賠償額の高額化によるメディアの萎縮など、言論の自由が危ぶまれる状況に陥りつつある。
    長年、新聞、放送、出版、映画などの世界に関係してきた著者は、表現の自由を守り抜くためには、いまこそ第三者機関による公正な判断とメディアの透明性、説明責任が必要であることを訴える。

    [ 目次 ]
    第1章 表現の自由と第三者機関(メディアと第三者機関;メディアの社会的責任とは何か;透明性と説明責任;『僕パパ』事件調査のなかから浮かんできたもの;外国のメディア苦情処理機関)
    第2章 体験的メディア比較論(活字と映像のはざまで;雑誌とテレビ―その似ているところと非なところ;部数競争と視聴率競争;言論・報道の自由と新聞の責務;メディアの倫理とは―媒体ごとに異なる倫理問題;権力からの距離―新聞・放送・雑誌)
    第3章 メディアの第三者機関関係資料(新聞界の第三者機関;放送界の第三者機関;出版界の第三者機関;映画界の第三者機関;その他のメディア第三者機関)

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