外来生物クライシス 皇居の池もウシガエルだらけ (小学館101新書)

  • 小学館 (2009年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784098250615

作品紹介・あらすじ

外来生物によって日本固有種が絶滅危機に瀕したり、ケースによっては人間の生活をも脅かしていることが、日本各地で問題となっています。10年来論争になっているオオクチバス(ブラックバス)はあまりにも有名ですが、ほかにも、沖縄ではジャワマングースがヤンバルクイナのヒナや卵を襲うなど、年々事態は深刻化しています。数年前、著者が国からの依頼で皇居の生態系を調査したところ、皇居内の池はアメリカ原産のウシガエルだらけで、早期駆除の必要性を強く感じたとのことです。
本書では現在問題になっている33種の外来生物を取り上げ、解説と今後の対策を探ります。

感想・レビュー・書評

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  • 鉄腕DASHなどで外来生物を捕まえて食べてみる試みがされて興味が増してきた。
    ただ駆除すればいいというわけではないほど外来生物は日本の生態系に入り込んでしまっている。
    外来生物だけの動物園のようなものを作ってしっかり展示し、注意喚起を促し、捕獲された外来生物を受け入れるような環境を作ったらおもしろいと思う。

  • どうということはない。

  • 日本のキジは国鳥。そんなキジを狩りの対象にするなんて日本人はおかしくないか?そもそもキジがなんで日本の国鳥なのか。和の象、鶯でもなく、平和の象徴、鳩でもなくキジ。

    ハクシビンは先日水泳に行く途中に都会の真ん中で見かけた。いったい何だ?と思った。猫でもないし。そして今回調べてわかった。外来種のハクシビンだった。普通に東京の夜の道路にいた。

    孔雀が日本で野生化するなんて、もう時代も無茶苦茶だな。

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著者プロフィール

京都大学大学院人間・環境学研究科教授 理学博士(京大)


「2005年 『動物地理の自然史 分布と多様性の進化学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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