うちの店にはなぜ客がまた来るのか 老舗料理店サービスの極意 (小学館101新書)
- 小学館 (2010年4月1日発売)
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感想 : 7件
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784098250806
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みんなの感想まとめ
顧客が再訪する理由を探る本作は、飲食業界の成功の秘訣を通じて、現代社会におけるサービスのあり方を考察しています。複数の店舗の経営者たちが語る中で浮かび上がるのは、顧客との関係性を重視し、心地よい空気を...
感想・レビュー・書評
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お客様がきてくれる店には共通点がある、やもしれない。
4店舗分の店の人が語ってくれていますが
基本は大事です。
最初に戻れ、という意味が、すごくよくわかります。
それを大事に、というのは得られますが
それだけ。
そこを大事にするかどうか、という話です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
寿司、中華、料亭、フレンチの4有名店のオーナー・支配人へのインタビューをまとめたもの。客側でも知っているような事柄が多く、また取り上げられた店がどれも一般的ではなさ過ぎてあまり参考にはならないのでは。ところでこの"著者"、何をしたのか。話聞いて後は編集に投げっぱなし?
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サブタイトルに「老舗料理店 サービスの極意」とあり、書店でペラペラめくって買い求めてみました。読み終わって思ったのは、ま、こんな世界もあるでしょうと、冷めたものでした。
ちょっと辛らつかもしれませんが、出てくる4店は、私にとってはまず一生涯宝くじにでも当たるかしないと行くことがないお店です。箱にも素材にも金をかけ、ありえない空間に贅をこらし、糸目をつけない客をもてなす。そりゃその世界ではよいのでしょう。
そもそも自身の美学として、「客」という言い方が許せないのです。私は部下が「客」などと口走ると「お客様」と言うように訂正させるほど信念を持っています。何も出自が三波春夫氏と同じだからいうのではありません。陰でぞんざいに扱っているものは必ず地を出します。これはごく普通で当たり前のことなのです。
よって、本書に登場するところはどこも、その値段からして当たり前と思うようなところが多い中で、一つ白眉であったのは、新橋演舞場の近くにあり、その佇まいだけは見たことがある「金田中」の主人が紡いだ言葉。【もしもお客様とトラブルが起きたとき、よく理由を聞いた上でこちらに非がないときにはきちんと言うべきことは言います。「いくら『お客様は神様です』といっても、お客様の前に人として礼儀をわきまえないのであれば冗談じゃない。おとついきやがれ」私がかわりにけんかしてやる、と皆に言っているんです。】
ああ、これは同じだな。わかる人は「お客様」といっているなと。さりとてすべて神様だとへりくだることなく、アホなヤツには鉄槌を下すのです。
ま、載ってる店に行くことは永劫ないでしょう。 -
名店のご主人に話を聞いた本。共通するのは、空気を作る、こと。
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飲食業界のhow to 本というよりは、
これからの社会のhow to 本 と思えるような要素が描かれている気がする。
大量消費社会ではなく、一人一人にあった商品(サービス)を提供する社会。
顧客に合わせたおもてなしをする、その精神は、飲食に限ったことではないと、そのように、考える機会を与えてくれる本だった。
