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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784098250929
作品紹介・あらすじ
日本人が忘れてしまった「大切な生き方」がここにある
老人遺棄、育児放棄、家庭崩壊、、、「道徳喪失」は日本人に何をもたらしたのか!
今日、地球規模で進行するグローバル化、情報革命の渦中にあって、自信を喪失し、道徳的な基軸を失い、品格を忘れてしまった現代の日本人にとって、幕藩体制の瓦解と明治維新という歴的大変動の中で否応なく欧化文明の巨大な渦に巻き込まれていった明治人の生き方を問うた『日本道徳論』はまさに至言の書。本書は、その古典的名著、待望の現代語訳である(『品格の原点』と改題)。
著者の西村茂樹は、明治時代の教育家、思想家。「道徳の教えは、いまの日本にとってどれほど大切なものか」から「道徳の教えは、どのように実行すればよいか」まで、勤勉、節倹、剛毅、忍耐、信義を説く著者のメッセージは、日本人が忘れてしまった「大切な生き方」を改めて問い直すきっかけとなるはずである。
【編集担当からのおすすめ情報】
『国家の品格』の著者、藤原正彦氏が推薦文を寄せている。「百年前の道徳論が、今、とても新鮮だ。驚くべきことである。悲しむべき事でもある」
感想・レビュー・書評
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「道徳」について考える参考にはなったが、堅苦しい文体で読みづらい。
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江戸時代にこれだけ日本人の品格を説いていた人がいたのも素晴らしいものだ。
悪徳の四段階:
1.知らないで道徳に背くもの
2.知っていながら、これに背くもの
3.言い訳して、自分が道徳に背いた罪を隠すもの
4.公然と道徳をののしってはばからないもの
平穏に治める精神はただひとつ、道徳の教えのみがこれにあたる。
知とは道徳を知ることである。行とは道徳を行うことである。
西村茂樹の作品
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