勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

著者 :
  • 小学館
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レビュー : 346
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098251322

作品紹介・あらすじ

ゲームファンから「神」と崇められ、「世界一長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネスブックに認定されている伝説のゲーマー・梅原大吾が、初めて熱い想いを語る。
ウメハラ渾身の作である本書は、ゲームの攻略本ではなく、人生の攻略本である。

感想・レビュー・書評

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  • いわゆる啓発本。
    著者のプロ格闘ゲーマーの頂点に君臨し続けるために必要な努力、思考などを自らの経験をもとに著している。

    「継続可能な努力」や「人とは違う自分なりのやり方で」など一般的な自己鍛錬を著者はこうして成功した、と説得力を持たせている。

    確かに大切なことではあるのだが、いかんせん著者が職業作家ではないために文書が読みにくかったり、中身もどうしてもありきたいなものになってしまっている印象。

  • 世界一になった人間の言葉、考え方。きっとアスリートと大きな差はないんだと思う。けど、そういった本を読んだことがないので、そこは私にはわからない。しかし、ゲームという遊びとし扱われてしまうようなものだからこその苦悩もあり、内向的な人たちにも届くものになってるじゃないかな、と思う。

    勝てない人間には勝ちつづけるための努力なんて発想はでてこないだろうけども、あらかじめ勝ち続けるための努力をすることで、勝てる頃には他に追随を許さない本物の強さを身につけることができているんだろう。正しいと思う道を迷いながらも信じて、間違いだったらやりなおせばいい。このスタイルで進みたい。

  • 格ゲー王者の精神を覗き見るという意味でも、勝ち続けるための心構えを学ぶという意味でも、とても読み応えがあった
    また文体も硬すぎずくだけ過ぎず違和感もなく読みやすい
    論じられているのは、挫折や悩みを経て、経験として裏打ちされたまさに理論で、それらを論理的に筋道立てて説明してある
    だが、読み終わったあとに、自己啓発や学術書のような硬い印象を受けない
    それは、梅原大吾という一個人の思いや悩み葛藤、意思というものがこの本の骨子だからだと思う
    文中にも、人を感動させる戦いは本当の戦いでないと出来ないとあるが、本も言葉も同じで、本気で悩んだ人間がいるからこその読後感なのだろう
    勝ち続けるための毎日の捉え方とか勝負への接し方はめっちゃいいなぁって思った
    他にも、継続できるための努力の質があることなども納得

  • レバレッジリーディングによると、体験を追憶するタイプの読書本選びが良い。
    勝ち続けるのはとても難しい。そのときの精神状態やモチベーションなどいろいろな要素が入ってくる。
    子供の頃から、自分はなぜ勝てるのか、なぜあの人は勝てなくなったのだろうなどと考えていた。
    彼は勝ち方にスタイルがない。ウメハラのよさはここと言われると指摘されたプレイは極力捨てるようにしてきた。
    介護の仕事から1.5年で戻ってきてゲームに自分の存在意義を見いだした。

    練習量と緊張は比例。試合に向けてたくさん努力した人が必ずしも勝つわけじゃない。そんなに練習してなさそうな人が、勝ったりする。「オレは、こんなにやってきたんだ!」という気負いがないから、ほかの人が緊張してしまうような場面でもリラックスしてプレイができるんですね。本番では、練習の積み重ねよりも心の余裕が重要。
    介護の現場で働いてみると、自分が何気なくやっていたこと、例えば、人と普通に会話して、のどが乾いたら水を飲んで、腹が減ったらご飯を食べるというようなことが、できない人たちがたくさんいた。自分を含めて、みんな歳をとればそういう風になっていく。その姿を見た時に、学校の先生や親が言っていた「若いうちしかできないことをやっておけよ」という言葉を思い出したんです。「ああ、本当にそうなんだな。今しかできないことっていうのがあるんだな」

  • 「築きあげたものに固執する人は結局、自分を成長させるというこもに対する優先順位が低いのだと思う。新しいことに挑戦する意欲も薄ければ、何かを生み出す創造性も逞しくないのだろう」と語る著者は、常に勝ち続けるために、変化を恐れずチャレンジしていく。ゲームをやってることに劣等感を覚えつつも、好きだから、という理由でゲームセンターに通い続けた少年時代、そしてゲームで生きられないと麻雀に方向転換したり、介護の仕事なついたりと迷う青年期。今も青年期だけど、ゲームの道に戻ってからは成熟を感じさせる。それぞれのステージでの考え方や変化は成長物語として面白い。こういう人もいるんだなー、と。何であれ、何かに打ち込むのは覚悟が必要なんだと思わさせられた。

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    ゲームの世界で勝ち続ける

  • 勝つことは偶然にできるかもしれない。けど勝ち続けることは自分の限界まで努力した結果しかついて来ない。
    また努力の仕方=質を優先させることも参考になった。
    ゲームは全く興味ないが、作者の人間性にとても好感を抱いた。

  • 「最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネスに認定されている、梅原大吾氏。
    「勝つために必要なことは何か?」
    「なぜ多くの人は勝ち続けることができないのか?」
    に対する筆者なりの解であり立ち姿を示している。
    その解、立ち姿は
    「世界一になり、世界一であり続けるための仕事術」にも通じるものがある。

    ゲームファンからすると梅原大吾氏への自伝と読める。
    私はビジネス書として読んだ。

    ビジネス書として読んだ感想は☆3つだった。
    示唆している点は人材育成の学習経験がある人ならば、モチベーション理論として触れたことのある点にとどまっている。
    よくあるビジネス本、自己啓発本と異なるのは、ゲーム世界一を成し遂げた実体験からの切り口である。

    壁にぶち当たっている人がこの本になにかのヒントを求める場合、読み手によって異なる感想を持つ。

     Aタイプ:ネガティブ・人の意見に左右されにくい
     Bタイプ:ポジティブ・人の意見に左右されにくい
     Cタイプ:ネガティブ・人の意見に左右されやすい
     Dタイプ:ポジティブ・人の意見に左右されやすい
      (モデル図書いたけど..表示できずリスト化)

    この本のターゲットは、B、Dであり、がんばっている自己肯定であったり、がんばるためのヒントを得ることができる。
    Aの人にとっては、(ふーん、もっと賢く世渡りできればいいのに...)と考えるのではないか。
    Cの人にとっては、三日坊主までは変化しようとポジティブになるが、それ以上はやはり厳しい内容に思える。

    ビジネス書として振り返るべき言葉はある。
    プロ・ゲーマーという特殊な地位を得るために、大きな壁を何度もくぐり抜けてきた梅原大吾氏のエッセイとして読むのが一番楽しいだろう。

  • ・僕はこれまでの人生で何度もミスを犯し、失敗し、そのたびに深く考え抜いてきた。 ・考えることをやめない 勝ちを続けるためには、ひとつの問題に対して深く考え抜かなければならない。 ・集中力とは、他人の目をいかに排斥し、自分自身とどれだけ向き合うかにおいて養えるのかもしれない。 ・根性よりも頭を使って考えるべきだ。 考えることを放棄して、ただ時間と数をこなすのは努力ではない。 自分を痛めつけていると、努力しているような気になる。それはただの自己満足。

  • 本書全体を通して漂う、ヒリヒリとするほどの努力の跡が、どうにも読んでて落ち着かない。居心地が悪いとでも言ったらいいのだろうか。

    内容が悪いというのでは決してない。むしろ素晴らしい本だと思う。

    ただその素晴らしさが、自分にとっては、明日も頑張ろうというパワーの源になるのではなくて、熱すぎる温泉に足の先を浸してしまったかのような、そんな感覚なのだ。

    もやしっ子、もしくは豆腐っ子を自認される方は、読む前にそれなりの覚悟を持ってから読むことをお薦めします。

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著者プロフィール

梅原 大吾(うめはら だいご)
1981年生まれ。日本のプロゲーマー。
姉の誘いによりゲームを覚え、後にゲームセンターで対戦型格闘ゲームを始める。
数々の世界大会で活躍しており、中でも2004年に開催されたEvolutionの『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』部門において、体力がほぼゼロに近い状態から逆転勝利した「背水の逆転劇」が有名。格闘ゲームの普及にも専心している。

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