こうすれば日本はもの凄い経済大国になる 安倍内閣と黒田日銀への期待と不安 (小学館101新書)

  • 小学館 (2013年6月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (210ページ) / ISBN・EAN: 9784098251667

作品紹介・あらすじ

アベノミクスを本当に成功させるための提言

安倍政権の成立にともない、株価は急上昇し為替相場も円安に振れ、日本経済に活気が出てきた。日本銀行には黒田総裁・岩田副総裁が乗り込み、評価すべき政策が始まった。このままアベノミクスの「3本の矢」で日本は順調に復活していくのか。不安要因はないのか。
15年前から一貫してデフレ脱却、日銀・財務省改革を訴え続けてきた著者は、アベノミクスは「1.5本の矢」で進め、と強調する。アベノミクスで最大の必要要素は金融政策だ。はっきり言えば正しい金融政策だけで経済は順調に回復する。老朽化したインフラの補修など、必要な財政支出はもちろんやるべきだ。しかしこれは0.5本の矢である。残りの、不必要な財政政策や成長戦略には政治家や官僚の利権の臭いが漂う。さらに、デフレ体質に固まった日銀を新執行部はこのままコントロールできるのか。白川総裁退任直前に行われた駆け込み人事は何を意味するのか。
ようやく正しい方向に進み始めた日本経済を著者が鋭く分析し、不安要因を指摘するとともに日本経済大躍進への方策を説く。

【編集担当からのおすすめ情報】
少数派とされながらも、長い間、デフレ脱却、日銀や財務省改革の必要性を訴え続けてきた高橋洋一氏の主張が、ようやく安倍内閣の経済政策に反映されました。アベノミクスの金融政策は「ほぼ100点」と著者は評価します。しかし、あまりに長い「失われた20年」を経てきた日本経済には、順調な回復を妨げる不安要因もまだまだ存在します。本書では、著者がアベノミクスの評価すべき部分、そして経済回復を妨げる可能性があり、われわれ国民も注意しなくてはいけない不安要因を鋭く分析します。

感想・レビュー・書評

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  • インフレ率=-2.1+0.62✕2年前のマネーストック増加率
    この相関係数は0.89

    物価連動債でマインドを可視化できる。
    2年位のタイムラグがある。

    ハイパーインフレは、お金の量に関係なく、財不足、生産能力不足でおこる。
    オイルショックのときは、為替介入を不胎化しなかったため狂乱物価になった。

    デフレ時は、マイナスのインフレ率より賃金の下落時が大きい。80年代のインフレ時は逆であった。

    BFI(ブレークイーブンインフレ率)

    デフレは賃金が決める。は因果関係が逆。
    日本のCDSは上がっていない。10年国際利回りは上昇していない。

    マネタリーベースの増減で、マネーストックのコントロールが出来るか。
    マネーストック=信用乗数(k)✕マネタリーベース
    Kは、倍くらい変動する

    戦前の国債日銀引受は、9割を市中で売却。戦後インフレの原因ではない。戦後インフレは、物不足と復興金融債の引受。

  • 面白い新書だった。恨み節と過去の話が中心だった浜田宏一さんの本より読みやすかった。

    リフレ派じゃない人に読んで頂いて評価やレビューを見てみたい。

  • 高橋洋一先生著

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著者プロフィール

1955年東京都生まれ。数量政策学者。嘉悦大学大学院ビジネス創造研究科教授、株式会社政策工房代表取締役会長。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉内閣・第1次安倍内閣ではブレーンとして活躍。2008年に退官。菅義偉内閣では内閣官房参与を務めた。『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞を受賞。著書はほかに、『正しい「未来予測」のための武器になる数学アタマのつくり方』(マガジンハウス)、『高橋洋一式「デジタル仕事術」』(かや書房)、『国民のための経済と財政の基礎知識』(扶桑社)、『理系思考入門』(PHP研究所)、『国民はこうして騙される』『プーチンショック後の世界と日本』(徳間書店)など多数。YouTube「高橋洋一チャンネル」でも発信中。

「2023年 『日本の常識は、世界の非常識! これで景気回復、安全保障は取り戻せるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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