怒らないクスリ 専門医が語る、心が楽になる処方せん (小学館101新書)
- 小学館 (2013年7月31日発売)


本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784098251728
作品紹介・あらすじ
人間関係も体も壊す「怒り」対策の決定版!
「怒り」は爆発させても、抑えても身体をこわしてしまいます。いつも怒ってばかりいると、糖尿病や高血圧、心臓病、さらにはガンの原因にもなり、老化も早めます。もちろん、周囲の人間関係もおかしくしてしまいます。そう、怒りは悪いことずくめ、怒って得することは何も無いのです。そんな厄介な「怒り」に対処する様々な方法を、心療内科と精神科を専門とするベテランの産業医が伝授します。第3章の「エゴグラム 性格診断」のチェックリストで質問に答えていくと、あなたがどんな性格で何に弱いかも判明します! 人によって異なる「怒り」の性質にも対応する、画期的な「怒り」対策の決定版!
【編集担当からのおすすめ情報】
著者は心療内科と精神科を専門とするベテラン医師で、クリニックでの外来診療のかたわら、朝日新聞西部本社、住友林業株式会社福岡支店、損保ジャパンハートフルラインなどの産業医として勤務しています。また東洋医学会の漢方専門医でもあり、ガン患者さんに温泉療法などの自然療法を組み合わせた統合医療を行っているユニークな医師でもあります。「怒り」対策としても斬新で総合的な切り口で、様々な効果的な方法を提示しています。これを読めばきっと、あなたの人生が変わります!
感想・レビュー・書評
-
わかりやすい。読みやすいの一言。
怒りについて、様々な角度から書かれており、怒りへの対処方法も書かれている。
この中で、交流分析が用いられており、長い質問ではなく、短い質問を最小限数にしてテストが作られているので、一般の読者にもやりやすく、納得がしやすくできていて、とてもよいと思った。
そして、エゴグラムのタイプがわかるだけでなく、このタイプの人は、こんなことに気をつけたらよいと、アドバイスもあり、役立つ。
怒りに対する対処の一番大事なところは、自分を知ること。
■怒りを反芻することで、怒りが増幅する。
■怒りの裏には恐怖がある。
この二つは、この本の中で私がすごく納得をしたこと。
過去の実体験で、嫌!というほど実感している。
怒りは、身体を壊したり、老化の原因になるけれど、それを感じることは悪いことではない。
ただ、感じて表に出した感情や行動が、人間関係などに影響を及ぼしてしまう。
怒りを感じたことを素直に受け止め、それをなぜ感じたのか?どう対処したらよいのか?を考えるきっかけにすればよいのではないか。と、思った。
まあ、それが簡単にできるのならば、世の中に争いなんて怒らないんだけど。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示
熊井三治の作品





