ヒンシュクの達人 (小学館新書 192)

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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098251926

作品紹介・あらすじ

悪口・暴言も、言い方一つで武器になる。

政治家やタレント、ネットでつぶやく一般人に至るまで、世間は不用意な失言で顰蹙を買うヤツばかり。その点、この男はひと味違う。ヒヤヒヤものの毒舌をマシンガンのように繰り出しつつも、その言葉は常に人々を頷かせる説得力を持っている。悪口・暴言も言い方ひとつで武器になる――。天才・ビートたけしが、自らの死生観や芸人論を交えながら、「顰蹙の買い方」の極意を語る。
●政治家は「顰蹙の買い方」を知らない ●「売れなくなったらエロ」の橋下市長は「落ち目のアイドル」と同じ ●新聞はニッポンの恥を世界にバラ撒いて喜んでる ●「被災地に笑いを」なんて戯れ言だ ●あえていう、「人間愛」を疑え●オイラの終活論●大島渚監督との『戦メリ』爆笑裏話●立川談志さんとの全裸写真秘話●「恥」と「粋」の芸人論●芸の成熟はブームの終わり●馬鹿なガキには「いじめ」じゃなく「犯罪」と言え●高校球児は「方言以外使用禁止」にしろ ●30歳を過ぎた息子に親の責任はあるのか●「ネットで自己アピール」なんてウソに騙されるな

感想・レビュー・書評

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  • 印象深かった言葉が、悪口や暴言はバランス感覚で、塀の上のぎりぎりのところを歩くけど、落ちる方向をちゃんと考えておかなければならない、というものです。
    言わなきゃいいのに、という不用意な発言が多いのはこういったことができていないからかもしれない。

  • おちゃらけているけど、物心の核心を突いているから面白い。

  • たけしはやっぱり天才だ

  • 相手より圧倒的に有利な時に、自分がどう振る舞うかに品性が現れる。この言葉に、ビートたけしの生き方の美学が現れている。

  • ラストのAVネーミング大賞がツボ。
    何も考えずに笑えた。

  • やっぱりおもしろい。

    社会問題のみならず、芸や教育、芸能界やスポーツ界に至るまで独特の視点で鋭く切り込む。

    ただたんに問題提起をするだけでなく、そこに笑いをまじえながら独自の意見をスバっと物申す。

    その内容は決してテレビでは原文のまま放送させることは出来ないほど過激。

    しかし私には決して不快ではなく、むしろ気持ちよく感じる。

    説明
    内容紹介
    悪口・暴言も、言い方一つで武器になる。

    政治家やタレント、ネットでつぶやく一般人に至るまで、世間は不用意な失言で顰蹙を買うヤツばかり。その点、この男はひと味違う。ヒヤヒヤものの毒舌をマシンガンのように繰り出しつつも、その言葉は常に人々を頷かせる説得力を持っている。悪口・暴言も言い方ひとつで武器になる――。天才・ビートたけしが、自らの死生観や芸人論を交えながら、「顰蹙の買い方」の極意を語る。
    ●政治家は「顰蹙の買い方」を知らない ●「売れなくなったらエロ」の橋下市長は「落ち目のアイドル」と同じ ●新聞はニッポンの恥を世界にバラ撒いて喜んでる ●「被災地に笑いを」なんて戯れ言だ ●あえていう、「人間愛」を疑え●オイラの終活論●大島渚監督との『戦メリ』爆笑裏話●立川談志さんとの全裸写真秘話●「恥」と「粋」の芸人論●芸の成熟はブームの終わり●馬鹿なガキには「いじめ」じゃなく「犯罪」と言え●高校球児は「方言以外使用禁止」にしろ ●30歳を過ぎた息子に親の責任はあるのか●「ネットで自己アピール」なんてウソに騙されるな
    内容(「BOOK」データベースより)
    政治家やタレント、ネットでつぶやく一般人に至るまで、世間は不用意な失言で顰蹙を買うヤツばかり。その点、この男はひと味違う。ヒヤヒヤものの毒舌をマシンガンのように繰り出しつつも、その言葉は常に人々を頷かせる説得力を持っている。悪口・暴言も言い方ひとつで武器になる―。天才・ビートたけしが、自らの死生観や芸人論を交えながら「顰蹙の買い方」の極意を語る。

  • 一読して一番面白かったのは、「はじめに」でのTV番組でのエピソードでした。「M﨑県知事のH国原さん(ビートたけしの一番弟子)が実際に起こした事件はどれでしょう?」
    ①自転車泥棒 ②師匠のカネを盗んだ ③のぞき部屋で個室の窓を乗り越え、踊り場で全裸で踊った ④観光バスを勝手に運転して谷底に落ちた。 ビートたけし「ヒンシュクの達人」、2013.7発行。答えは「全部正解です」。

  • ビートたけしの自伝とエッセーを口述&ゴーストライターで書かれたようだ。ところどころは本人が喋っている様子が思い浮かぶので、暇つぶしとして読むには面白い。

  • 自民党の維新潰しか。

  • 漫談

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著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』(講談社)、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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